自宅葬のやり方や流れ【横浜葬儀社】横浜市の家族葬専門【口コミ1位】

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自宅葬のやり方や流れ

2023.8.22

自宅葬は葬儀の形式の一つであり、自分や家族の葬儀を検討している方にとって候補となることがあります。この記事では、自宅葬の流れや準備方法について分かりやすく解説します。自宅葬の実施に興味を持っている方にとって参考となる情報を提供し、大切な別れの場をより良いものにするお手伝いができればと思います。

この記事はこんな人におすすめ

故人の意思により自宅葬を行う方

自宅葬の流れを知りたい方

自宅葬でやるべきことを知りたい方

〜自宅葬とは〜

自宅葬とは、自宅で行われる葬儀のことを指します。かつては葬儀斎場で行う葬儀よりも自宅葬が一般的でした。しかし、近年は社会の変化により、近隣との交流が減少したり、集合住宅に住む人が増えたりするなどの理由から、自宅葬を選択する人が減少しています。そのため、自宅葬は以前よりも少なくなっている傾向があります。

〜自宅葬の流れ〜

自宅葬の流れについて説明します。

1.ご臨終後、葬儀社に連絡します。
2.葬儀社スタッフが故人を自宅に搬送し、ご遺体の安置と支度を行います。
3.遺族と葬儀社スタッフがお通夜と告別式について打ち合わせを行います。

自宅葬であっても、葬儀社スタッフが搬送や安置、準備をサポートしてくれます。
線香の支度や宗教・宗派による違いについても専門知識をもとに対処してもらえますので、安心してください

続いて通夜式当日の流れについて説明いたします。

4.葬儀社スタッフによるご遺体の納棺が行われます。
5.通夜式のための会場設営が行われます。葬儀社スタッフがサポートするケースもあれば、家族が中心となって行う場合もあります。
6.通夜式が行われ、故人への想いを偲ぶ場となります。
7.通夜ぶるまいが行われ、参列者と家族が食事を共にします。

自宅葬の場合、通夜式当日の全ての段取りが自宅内で行われます。

葬儀・告別式当日の流れについて詳しく説明します。

8.葬儀会社スタッフの進行で葬儀・告別式が行われます。
9.霊柩車で故人を火葬場へと出棺します。
10.火葬場で火葬とお骨上げが行われます。そして、精進落し(初七日があればその後)も行われます。
11.実施した後、参列者は遺骨と共に自宅に戻り、後飾り段へ遺骨を安置します。

自宅葬の場合、霊柩車は故人を自宅から出発します。火葬場での手続きや精進落しの後、参列者は遺骨を持ち帰り、自宅で安置します。

自宅葬の流れは地域性や葬儀の時間帯によって異なる場合があります。通夜ぶるまいの有無や食事の提供などがその例です。
自宅葬を選んだ場合でも、一般的な葬儀とほぼ同じ全体の流れがあります。葬儀会社が自宅葬に対応している場合は、適切にサポートしてくれるので、どのタイミングで何をするかを安心して相談できます。

〜自宅葬を執り行うにあたっての確認事項〜

自宅葬を希望する場合は、故人が亡くなる前でも後でも葬儀社に相談しましょう。ただし、スムーズな打ち合わせのためには事前に確認しておくべき内容があります。以下の点を詳細に確認しておくことが重要です。

自宅葬の打ち合わせ前に確認すべきこと
【自宅の環境】
棺や祭壇を置けるスペースがあるかどうか

【地域住民の理解】
近隣住民が自宅葬に理解を示しているか

【葬儀の規模】
参列者や弔問客の数を確認することで葬儀の準備を進める

【僧侶の有無】
僧侶を呼ぶかどうかを決定する

【駐車スペース】
自宅もしくは周辺に駐車場スペースを確保できるか

【霊柩車の停車スペース】
自宅前に霊柩車が停車できるスペースがあるか
特に初めの打ち合わせが重要であり、棺が入らないスペースでは自宅葬が難しいです。また、車の出入りや騒音について地域住民の理解を得ることも必要です。

葬儀社は参列者や弔問客の数を基に自宅葬の準備を進めますので、参列者や弔問客の人数を事前に確認しておくことが大切です。
駐車スペースも重要で、霊柩車は必ず自宅前に停車します。そのため、霊柩車が停められるスペースの有無だけでなく、出棺時に迅速に乗棺できる状況かどうかも確認しておく必要があります。

〜自宅葬の注意点〜

自宅葬は自由度が高いですが、注意点も存在します。
喪主や遺族のペースで進めやすい自宅葬ですが、おこなう前に把握しておくべき重要なポイントが3つあります。

【1.環境づくりが大変】
自宅葬を行う際は、儀式の環境づくりが容易ではない点に注意が必要です。
故人を寝かせたり祭壇を設置するためには、ある程度のスペースが必要です。部屋に十分な広さがない場合は自宅葬ができないこともありますので、隣の部屋と二間続きにできる部屋やリビングなど、広いスペースが理想的です。

集合住宅であるマンションでは、エレベーターの設計上、棺を運べないことも考慮しなければなりません。運べる場合でも、エレベーターに棺を乗せることができるか、大家さんや管理人に確認する必要があります。さらに、自宅葬を禁じているマンションも存在するため、トラブルを避けるためにも事前に確認が重要です。

宗教者を招く場合は、控室の確保も必要です。鏡やハンガー、座布団(僧侶が高齢の場合は椅子)などの準備を行い、参列者の着替えに対応します。

夏場や冬場に自宅葬を行う場合は、冷暖房を使用することが必要です。電力トラブルを防ぐためには、電力会社へ連絡してアンペア変更を行うことが安心です。自宅葬の最中に電力不足にならないように注意しましょう。

【2. 近隣住人への配慮が大切】
自宅葬を行う際は、近隣住人への配慮も重要です。
葬儀に近隣住民が参列しない場合でも、自宅葬を行うことをあらかじめ伝えておかないと、住民トラブルに発展する可能性があります。お経の音に対する説明を行うことで、近隣住民とのトラブルを回避することができます。

遺体の運搬や参列者の来訪により、騒音が発生する可能性も考慮し、近隣住民にその旨を伝えることが重要です。故人を気持ちよく送り出すためにも、葬儀を始める前には必ず近隣住民に知らせるよう心掛けましょう。

【3.参列者へのおもてなしが必要】
自宅葬であっても、参列者へのもてなしは重要です。
感謝の気持ちを込めて用意するべきものには、一つ一つ包装されたお茶菓子や故人が好んでいた食事、お酒やお茶などの飲み物があります。
そして、もてなしはそれだけではありません。自宅を初めて訪れる親族には最寄り駅などから案内をして、道に迷わないよう配慮することも重要です。前述したように、駐車スペースの確保も忘れずに準備しましょう。参列者への心遣いを大切にし、温かく迎えることで、故人を偲ぶ葬儀の雰囲気もより穏やかなものになるでしょう。

さらに、参列者や僧侶の自動車の駐車場所を確保できない場合は、路上駐車を避けるためにも、借りられる駐車場を事前に探しておくことが重要です。自宅葬を行う旨を事前に近隣住民に伝えることで、駐車場の借用や協力が得られる可能性が高まります。

〜最後に〜

下記のような自宅葬を専門とした葬儀社も登場しています。
興味のある方は広島自宅葬儀社のホームページをご覧ください

広島自宅葬儀社
https://www.hiroshima-jitakusou.jp/

この記事を監修した葬儀のプロよりコメント

自宅葬を行う場合は葬儀社に
相談するのがおすすめです

自宅でお葬式を行うことには、「大切な人を自宅からお見送りできる」という特別なメリットがあります。しかしその一方で、葬祭ホールで行う葬儀とは異なり、自宅だからこそ考慮すべき点も多く存在します。

大切な人を亡くした悲しみの中で、自宅葬の準備をすることは非常に大変な作業です。そのため、基本的には葬儀社を通じて自宅葬を行うことをおすすめします。葬儀社のサポートを受けることで、プロの手でスムーズに準備が進められ、心の負担を軽減することができ、故人にふさわしい最善の形で葬儀を執り行うことができるでしょう。
関 友宜せき・とものり

早稲田大学大学院にて研究。大学卒業後、業界最大手企業へ入社。ライフエンディング領域における多岐にわたる業務に従事し、幅広い分野を経験。仏教葬祭アドバイザー、消費生活アドバイザー、ファイナンシャルプランナー2級、高齢社会エキスパートの資格を取得。横浜葬儀社の事業責任者として、専門的なアドバイスとサポートを提供し、故人様とその家族様にとって安心した葬儀サービスを提供することに全力を注ぐ。

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