お葬式費用を安くするために自分でご遺体の搬送はできるのか【横浜葬儀社】横浜市の家族葬専門【口コミ1位】

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お葬式費用を安くするために自分でご遺体の搬送はできるのか

2024.3.4

遺族が自身でご遺体を搬送するのは、違法ではありません。しかし大変難しいのが現状です。特に注意が必要な点が3つあります。ぜひ解説を読んでからできる/できないを判断してください。

この記事はこんな人におすすめ

葬儀費用を節約したい

自分で搬送できるか知りたい

できることは自分でやりたい

自分で搬送、できなくもない

なんとも含みのある言い方になりますが、自分で搬送することは不可能ではありません。

個人の場合、遺体の搬送を禁止する法律はありません。搬送資格があるわけでもなく、霊柩車を使わなくてはいけないという決まりもありません。

許可が必要なのは事業者だけです。ご遺体の搬送専門会社や葬儀会社は、国土交通省に事業許可をとり、使用する車両を事業用自動車として登録し緑ナンバーを装着します。また、車両の使用方法にも制限があります。

それでも簡単に「できる」と言えないのは、やはり大変だからです。
人を1人運ぶくらい簡単だ、なんて思わないでください。動かない人を運んだ経験のある方はとても少ないと思います。専門の業種があるのには、理由があります。
「できなくもないけれど大変」な理由を、詳しく解決します。

素人が行うのは難しい3つの理由

・衛生的な問題
人間の身体は約60%が水分(体液)でできていると言われています。死後経過が進むと行き場を失った体液が口や肛門から溢れ出てきます。何重にも保護しないと車を汚してしまうかもしれません。
専門的な知識がない素人がそれらを処置しつつ、衛生面に考慮しながら移動するのは至難の業です。

・搬送する車や器具の手配
金銭をもらって遺体を搬送するのは違法となるため、タクシーや介護タクシーを利用することはできません。
そうなると、車両をレンタルする必要があります。
ただの大型車ではまず積みこみが難しいです。ストレッチャーやラダーレールを用意できたとしても、慣れてないと使い方も難しいです。
考えられるのは福祉車両(スロープや、乗降補助装置が付いた車両)のレンタルですが、レンタル費は一般乗用車と比べて高額です。

・重労働
単純にかなりの力が必要です。
生きている人間なら落ちないようにしがみついたり、重心を変えてバランスをとってくれたりしますが、ご遺体は動きません。「寝た子どもは重くなる」と同じ理屈で、ご遺体が成人なら運ぶのはかなり困難です。
もし、どこかにぶつけてしまったり、落としてしまったらご遺体を損傷させてしまうかもしれません。
ご遺族も、故人のそんな姿を見るのは忍びないのではないでしょうか。

本当に節約になってる?

「自分でやってもかなりお金がかかる。大変すぎて労力に見合わない」がおすすめしない理由です。

葬儀会社に搬送を依頼する費用と、トントンになってしまいます。
搬送料金は葬儀社によって違います。深夜料金が加算されたり、長距離料金があるのが普通です。

ちなみに横浜葬儀社では、横浜市内での移動は2回まで無料です。横浜市は広いため、端から端まで移動すると1時間ほどかかってしまう場所もありますが、無料です😊

この記事を監修した葬儀のプロよりコメント

自分でご遺体の搬送
葬儀社としてはおすすめできません

できることはなるべく自分でやりたいという心意気は素敵ですが、専門スタッフに頼ってみたらお金では買えない価値があるかもしれません。
搬送にアレコレ時間を割くよりも、故人様とゆっくり最後の時間を過ごされた方が有意義ではないでしょうか。
関 友宜せき・とものり

早稲田大学大学院にて研究。大学卒業後、業界最大手企業へ入社。ライフエンディング領域における多岐にわたる業務に従事し、幅広い分野を経験。仏教葬祭アドバイザー、消費生活アドバイザー、ファイナンシャルプランナー2級、高齢社会エキスパートの資格を取得。横浜葬儀社の事業責任者として、専門的なアドバイスとサポートを提供し、故人様とその家族様にとって安心した葬儀サービスを提供することに全力を注ぐ。

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