通夜•葬儀•告別式は何が違うの?【横浜葬儀社】横浜市の家族葬専門【口コミ1位】

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通夜•葬儀•告別式は何が違うの?

2023.7.31


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亡くなられた方のために行われる通夜、葬儀、告別式という儀式について、おそらく多くの人がその目的や意味について知らないかもしれません。

〜そもそも葬式とは?〜
「葬式」とは、通夜、葬儀、告別式を含む、葬送儀礼全体を指す言葉です。それぞれの儀式には異なる内容があります。通夜は葬儀・告別式の前夜に行われ、葬儀・告別式は通常、一日で執り行われます。

〜葬儀と告別式の違い〜
同じ日に行われることが多いため、混同されがちな「葬儀」と「告別式」ですが、実は全く異なります。

葬儀は厳密には「葬儀式」と呼ばれ、故人の冥福を祈り、あの世へと送り出す儀式です。近親者や遺族が参加し、宗教的な意味合いが強いため、宗派や宗教によって形式が異なります。たとえば、仏教の場合には、僧侶が主導して行われることが一般的です。
一方、告別式は故人への最後の別れの儀式です。通常、葬儀の後に行われることが多く、参列者が故人を偲び、故人の人生や思い出を共有する場となります。宗教的な要素は薄く、宗派や宗教によらずに行われることもあります。
したがって、葬儀と告別式は目的や形式において異なる儀式であることがわかります。

【通夜】
通夜は、葬儀の前に行われ、故人との特別な時間を親族や近親者がゆっくりと過ごし、故人との別れを惜しむための儀式です。通夜では、故人のそばで、故人と親しい人々が夜を通して思い出を語り合うことが一般的でした。

現代の通夜では、夜通しで語り合うことは難しいかもしれませんが、代わりに「通夜振る舞い」の席で故人との思い出話に花を咲かせ、故人を偲びながら思いを馳せる時間を持つことが良いでしょう。故人との関わりや共有した思い出を振り返り、心に刻んだ思いを語り合うことで、故人を深く追悼することができます。

【告別式】
告別式の意味ですが告別式とは文字通り、「別れを告げる儀式」のことです。
通常、お葬式は2日間にわたって執り行われ、初日は通夜、翌日が葬儀・告別式と呼ばれます。葬儀の前半では、僧侶による読経を中心とした宗教的な儀式が行われます。そして、告別式では遺族や参列者が故人と最後の別れをする社会的な儀礼が行われます。

この2日目のセレモニーは、一般的に「告別式」と総称されることもあります。しかし、実際には葬儀と告別式は異なる意味や目的を持つ別々の儀式です。

【葬儀】
葬儀と告別式は、2日目に行われるセレモニーであり、先に述べたように、それぞれ異なる性格の儀式です。葬儀は宗教的な儀式であり、告別式は社会的な儀式です。

仏式の場合、葬儀は僧侶による作法を中心に進行します。通夜には存在しない重要な儀式が葬儀で行われます。それは、故人に死の事実を告げてあの世へと送り出す「引導」や、故人を仏教の教えに基づいた信者として認めるために行われる「授戒」と呼ばれる儀式です。これらは非常に重要な作法であり、葬儀の中心となります。

〜無宗教葬や自由葬の場合〜
無宗教葬の場合、宗教的な要素をなくすために、2日目のセレモニーを「葬儀・告別式」と呼ぶのではなく、単に「告別式」と呼ぶことがあります。無宗教の告別式では、宗教者がいないため、献花や献奏、故人への弔辞などが中心となり、執り行われます。これらを通じて、故人を偲び、最後の別れをすることが大切になります。

〜通夜と告別式の違い〜
通夜は夕方以降から夜にかけて行われ、告別式は翌日の昼間に執り行われます。通夜では宗教的な意味合いのある儀式が行われますが、告別式は故人との最後の別れを告げる社会的な儀式となります。

通夜終了後には一般参列者向けに飲食の席が用意されることがあります(通夜ぶるまい)。一方、告別式終了後には飲食の席は用意されません。また、火葬に立ち会う親族には精進落としの席が設けられることもあります。これは、火葬の後、故人を送る親族が清めの意味を込めて食事をする会です。

〜お通夜と葬儀・告別式どちらに参列すべき?〜
本来の意味において、正式な儀式は葬儀・告別式です。しかし、儀式の後に火葬を行うため、葬儀・告別式は昼間に行われることが一般的です。このため、多くの人にとっては、仕事などの都合で参列が難しい状況となっています。

親族の場合は、忌引き休暇を取得して通夜と告別式の両方に参列することができます。しかし、一般の参列者にとっては、通夜が夕刻に執り行われるため、通夜に参列することが現実的な選択となっています。もちろん、通夜に参列できずに告別式に参列することも、何ら問題はありません。各人の事情に応じて、参列の方法やタイミングを選択することができます。

【告別式に参列できる人は?】
お通夜には主に友人や知人が参列し、葬儀・告別式には遺族や親族が参列するという認識を持つ方も多いようです。しかし、告別式は先に述べたように社会的なお別れの儀式であり、遺族や親族に限らず、誰でも参列することができます。
通夜に一般の参列者が多いのは、不幸な出来事が突然発生するため、仕事や予定を調整して参列することが可能なためだと考えられます。
家族や親族は喪主とともに協力して通夜から告別式を執り行う立場なので、告別式には参列する方がほとんどです。

〜告別式で準備することとは?〜
喪主や家族は通夜の後、告別式の準備や段取りの打ち合わせを行います。告別式の準備には以下のような項目が含まれます。

【席次・焼香順の確認】
席次と焼香順の確認は重要な要素です。通夜と葬儀の出席者が同じ場合は問題ありませんが、出席者が異なる場合は、事前に告別式での席次と焼香順を決めておく必要があります。これには葬儀のしきたりやマナーを考慮し、葬儀担当者と相談しながら進めることが望ましいです。

【挨拶をする人を決める】
一般的に、葬儀の際には喪主が出棺時に参列者に向かって挨拶をすることがあります。しかし、喪主が高齢などで挨拶が心配な場合は、別の家族が代表して行うこともあります。その際には、葬儀担当者と相談して、挨拶をする人を決めることが重要です。

【弔辞の順番を決める】
弔辞を読む順番も、しきたりや実例に通じた葬儀社の担当者と相談しながら決めます。
また、弔辞を読む人の席次も確認しておきます。

【紹介する弔電とその順序を決める】
多くの方からの弔電が寄せられた場合は、時間的な制約から、以下の3つの方法によって弔電を取り扱うことが必要です。

1.「全文を読み上げる弔電」: 弔電の内容を完全に読み上げる方法です。

2.「名前・肩書のみ紹介する弔電」: 弔電の差出人の名前と肩書のみを紹介する方法です。

3.「他多数としてまとめて紹介する弔電」: 複数の弔電を一括して紹介する方法です。

弔電をどの方法で取り扱うかは、送り主と故人との関係性に基づいて読み上げる順序が変わるため、葬儀社の担当者と相談しながら決めることが適切です。

【火葬場へ行く同行者の人数確認】
火葬場へ向かう車両の準備やその後の精進落としの食事の準備には、可能な限り正確な数字を把握するよう心掛けましょう。通常、通夜の際に翌日の出欠席を確認することが一般的ですが、最近では通夜を行わずに一日葬を選ぶケースが増えています。ただし、急な人数変更が発生した場合、当日に対応することが難しい場合もあります。そのため、一日葬であっても、事前に前日までに連絡をして人数を確定させるよう配慮することが望ましいです。これにより、適切な準備や食事の手配を行うことができます。

〜最後に〜
混同しやすい通夜、葬儀、告別式の違いについてご説明しました。それぞれの儀式や式典の意味や目的を理解し、故人との最後の大切な時間を後悔することなく過ごすことが重要です。もし通夜、葬儀、告別式に関して疑問やご不明点がございましたら、お気軽に弊社にご相談ください。

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