無宗教葬(自由葬)とは【横浜葬儀社】横浜市の家族葬専門【口コミ1位】

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無宗教葬(自由葬)とは

2023.7.26

無宗教葬儀とは、宗教的な儀式や習わしにとらわれず、自由な形式で行われる葬儀のことです。この葬儀は、宗教を信仰しない人や、宗教的な儀式に拘りを持たない人々にとって、適した選択肢となります。
このスタイルの葬儀は、形式的な制約に縛られず、自由な雰囲気の中で行われます。そのため、好みに合わせて設営や演出をアレンジできるため、故人の思い出を飾り付け、故人にふさわしい葬儀を実現できます。
このスタイルの葬儀は「自由葬」とも呼ばれます。日本では仏式での葬儀が一般的でしたが、現在では無宗教葬儀を選ぶ人も増えています。

〜無宗教葬のメリット〜
•宗教者へのお礼がいらない
葬儀に宗教者を招かないため、お布施や戒名に関する費用を払う必要がないことです。従って、葬儀に参列する人たちは、故人への追悼の意を込めた花束や、手紙などの形で感謝や思い出を表現することができます。また、経済的負担が少なくなるため、故人が亡くなった家族や遺族にとって、精神的な負担を減らすことができます。

•葬儀の内容を自由に決められる
宗教的な制約がないため、故人の思いや遺族の希望に応じて、葬儀の形式や内容を自由にアレンジすることができます。たとえば、故人が愛した音楽を流したり、思い出の写真などをたくさん飾ったり。そのため、故人の人生や人格に寄り添った、より意味のある葬儀を実現することができます。

•宗教を問わない
家族の中で宗教的信条が異なる場合にも対応できるメリットがあります。たとえば、一家族にキリスト教徒や仏教徒など、複数の宗教信仰者がいる場合、他の宗教・宗派の葬儀に参列できない人が出てくる可能性があります。しかし、無宗教葬であれば、宗教的な制約がなく、家族全員が参列することができます。また、宗教上の理由により、葬儀に参列できない人でも、無宗教葬であれば参列することができます。つまり、家族の垣根を超えて、故人を送り出すことができるのです。

〜無宗教葬のデメリット〜
•周囲からの理解を得られない
宗教的な儀式を含まないため、宗教的信条が強い方や、従来の葬儀スタイルにこだわりのある方から反対されることがあります。そのため、故人や家族の意向を理解してもらうために、十分な説明が必要です。故人の人生や人格に寄り添った、より意味のある葬儀を実現するために、無宗教葬を選ぶことがあることを、誠意を持って伝えることが大切です。また、葬儀のスタイルや内容を自由にアレンジできること、経済的負担が少ないことなど、無宗教葬のメリットについても説明することで、理解を得やすくなるでしょう。

•準備に時間がかかる
宗教的な儀式や形式が決まっていないため、葬儀の内容を自分で決める必要があります。例えば、故人の人生や人格を表す写真や映像を用いたスライドショーの放映、故人に寄り添う内容を取り入れることができます。また、場所や時間、参列者なども自由に決定することができます。ただし、無宗教葬を行う場合は、葬儀の準備に時間と手間がかかることがあります。葬儀社に依頼せずに自分で準備する場合は、詳細なプランを立てが必要になります。

•菩提寺とのトラブル
菩提寺がある方が無宗教葬を執り行う場合は、納骨や法要をお断りされる事があります。事前にしっかり相談をしましょう。

〜無宗教葬にかかる費用〜
ご希望の演出によって費用は異なりますが、一般的には80万円から150万円程度が一般的な相場とされています。宗教者を呼ばないので、お布施などの費用を抑えることは可能ですが、式場や火葬場の使用料、司会者や葬儀スタッフの人件費などは通常の葬儀と同様に必要になります。また、演出の内容によっては、費用が高額になる場合もあります。

〜一般的な無宗教葬の流れ〜
無宗教葬(自由葬)なので必ずこの通りとは限りません。故人の希望やご遺族の要望で色々アレンジができます。

①入場:参列者が入場します。
参列者の方々が入場する際には、故人が愛した曲を流す、生演奏で迎えるなどの演出が行われることがあります。このような演出は、故人を偲びながら感動的な葬儀を行うために有効です。特に、故人が愛した曲を流すことで、参列者の皆様に故人を思い出していただき、感慨深い葬儀になることが多いです。

②開式の言葉:司会者が開式を告げます。
開式の言葉の中で、故人の人生を偲ぶようなメッセージや、無宗教の葬儀を選択した理由などを伝えることが良いでしょう。理由を伝えることで、参列者の方々に理解していただくことができます。

③黙祷:お経を読む代わりに、全員で黙祷を行います。
無宗教の葬儀においては、お経を読まない代わりに、参列者全員で故人に対して黙祷を捧げます。参列者全員で黙祷することで、故人を偲ぶ大切な時間を共有することができます。

④献奏:故人の好きだった曲を流したり、生演奏をしたりします。
故人が愛した音楽や思い出の曲を通じて、参列者の方々と故人を偲ぶ時間を過ごすことで、故人との思い出を共有し、故人を偲ぶ気持ちを深めることができます。
※ 葬儀業者によっては、生演奏ができない場合もあるため、事前に確認しておくことが大切です。

⑤スライド上映:スライドを観て、故人との思い出を振り返ります。
ご家族がご⽤意されたお写真でスライドショー上映を⾏います。
※葬儀社にスライド上映は対応可能か確認が必要です。

⑥弔電の紹介:届いた弔電を読み上げます。

⑦献花:遺族、親族、参列者の順で、一人ずつ花を供えていきます。
無宗教の葬儀において、焼香は行わず、代わりに献花が行われます。献花は故人を弔う意味合いがあります。一般的には、菊やカーネーションが使用されますが、故人が好きだった花を使用する場合もあります。

⑧お別れ:全員で故人とのお別れを行います。
副葬品やお花を棺の中にいれたりします。

⑨閉式の言葉:司会者が閉式を告げ、葬儀を終えます。
喪主から参列者への挨拶があります。この挨拶では、葬儀への参列に対する感謝の気持ちや、故人との思い出を話します。
その後に司会者から閉式がつげられます。

⑩出棺:葬儀後は出棺し、火葬場へと向かいます。

⑪会食:火葬の後に会食を行う場合もあります。
故人を偲ぶだけでなく、参列者同士の交流も深めることができます。また、お葬式に協力してくれた方々へのお礼を述べる場としても重要な役割を果たしています。故人が好きだったものや家族の思い出のある料理が用意されることもあります。

〜まとめ〜
無宗教葬は、宗教的な枠にとらわれずに、自由な形式で行うことができます。通常の葬儀と異なり、宗教家や僧侶による宗教的な儀式がなく、葬儀の進行や内容は、故人や家族の意向によって自由に決めることができます。そのため、無宗教葬は個性的で、故人や家族にとって特別な式典となることでしょう。

また、一部分のみ宗教儀式を行うことも可能です。この場合、僧侶や宗教者に無宗教葬である旨を伝え、承諾を得た上で、火葬の際に読経を依頼するなどの対応をとることができます。自由葬という呼び方もされる無宗教葬は、自分たちで葬儀の内容や形式を決定できるため、個性的でアットホームな雰囲気の式になることが多いです。

最後に無宗教葬はまだ一般的には普及しておらず、葬儀社によっては経験がない場合もありますので、注意が必要です。経験が豊富で、無宗教葬に対応できる葬儀社を選ぶことが重要です。また、無宗教葬に慣れている葬儀社であれば、具体的な進行や内容について提案をしてもらえますので、相談してみることをおすすめします。

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