直葬と火葬式の違いは?
直葬と火葬式は、どちらも通夜と告別式をしないお見送りのこと。その点は同じですが、同じものとしている葬儀社、違うプランとして扱っている葬儀社があります。当社は、直葬と火葬式を別のものとして扱っています。当社の場合をご説明します。
直葬の内容が知りたい
火葬式の内容が知りたい
直葬か火葬式で迷っている
どちらも、通夜と告別式がないプラン
直葬も火葬式も、どちらも通夜や告別式といった宗教儀礼を行いません。
安置から火葬、収骨で終わるお見送りスタイルのことです。
そのため、斎場は必要としません。
予算を抑えたい場合、ご遺族様の時間が取れない場合、会葬者がおらず無宗教の場合などに選択されています。
当社では、直葬と火葬式は別のプランとしています。簡単に言えば、
直葬はすべて当社スタッフにお任せで立ち会い不可。
火葬式は立ち会いができ、炉前読経も可能です。
お迎えから火葬までの流れと内容の違いをご紹介します。
直葬と火葬式の流れ
どちらもお迎え→ご安置→火葬の流れは同じですが、細かな対応が違います。
最も違う点は、故人様とのお別れのタイミング。
直葬は葬儀社のお迎えが来た時点で最後となります。一方、火葬式は火葬場が最後です。
似ているようで違う内容。順を追ってご説明します。
【直葬の流れ】
①お迎え
ご逝去された場所にお迎えにあがります。
ご遺族様と故人様はこちらでお別れとなります。
↓
②ご安置
当社提携の安置所にてご安置します。
*面会はできません。
*当社スタッフが役所手続きを代行いたします。
↓
③火葬
当社スタッフが火葬に立ち会います。
*ご遺族様の立会いはできません。
*収骨も当社スタッフが行います。
【火葬式の流れ】
①お迎え
ご逝去された場所にお迎えにあがります。
↓
②ご安置
安置場所はご自宅、安置所いずれかをお選びいただけます。
*安置所での面会ができます。
*当社スタッフが役所手続きを代行します。
↓
③火葬
ご遺族様、数名も立ち会っての火葬です。
*僧侶を呼んで読経をしていただくことができます。
*納棺師にラストメイクを依頼することもできます。
*オプションでお別れ会をすることができます。
直葬の費用の内訳
すべて当社にお任せいただく直葬の内訳はこちら。
・直葬プラン基本金額 92,780円(給付金50,000万円申請時の自己負担額)
・斎場費用 12,000円
合計 104,780円
下記が含まれたプランとなっています。
*役所手続きの代行
*安置所利用料
*ドライアイス代
*セレモニースタッフ(3名)
火葬式の費用の内訳
立会いOK。しっかりご自身でお見送りできる火葬式の内訳はこちら。
待合室は40人用を利用したと想定。20人用なら半額の2,500円です。
・火葬式プラン基本金額 125,780円(給付金50,000万円申請時の自己負担額)
・斎場費用 17,000円(火葬代12,000円、火葬待合室5,000円)
合計 142,780円
下記が含まれたプランとなっています。
*役所手続きの代行
*安置所利用料
*ドライアイス代
*セレモニースタッフ(3名)
●別室でのお別れ会をご希望の場合
1時間 55,000円
*お花2皿付き
*ゆっくりと最後のお別れを行うことができます。
●僧侶を呼んだ場合、お布施が必要です。
相場20~50万円
直葬と火葬式の注意点
コロナ過を経て、葬儀の簡素化が定着した近年では、直葬や火葬式もかなり増えてきました。
ご遺族様の負担が少ないのが最大の利点ですが、一部ではトラブルになるケースもあります。
菩提寺がある場合や、親族の中に古い考えを重んじる方がいるなら、まずはそちらに理解を得ることが先決です。
火葬してから菩提寺に納骨を拒否された、ではどうしようもありません。
必ず葬儀の前に確認をしてくださいね。
この記事を監修した葬儀のプロよりコメント
葬儀の簡素化は悪いことではありません
横浜葬儀社ではご遺族様を最優先に考えています。
少しでも負担が軽くなるよう、ややこしい日割り計算が主流のドライアイスや安置料の費用を無料にして明朗会計にしたのもひとつです。
不明点や心配事があれば、お気軽にご相談くださいね😊
早稲田大学大学院にて研究。大学卒業後、業界最大手企業へ入社。ライフエンディング領域における多岐にわたる業務に従事し、幅広い分野を経験。仏教葬祭アドバイザー、消費生活アドバイザー、ファイナンシャルプランナー2級、高齢社会エキスパートの資格を取得。横浜葬儀社の事業責任者として、専門的なアドバイスとサポートを提供し、故人様とその家族様にとって安心した葬儀サービスを提供することに全力を注ぐ。