家族が亡くなって警察の厄介に。意外と多い警察案件とは?【横浜葬儀社】横浜市の家族葬専門【口コミ1位】

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家族が亡くなって警察の厄介に。意外と多い警察案件とは?

2024.2.24

刑事ドラマでお馴染みのシーン、検察官や専門の医師が死因を調べる「警察案件」は実はドラマだけの話ではなく、身近なものです。
同居している家族がいても、たまたま一人のときに逝去された場合も警察が関係します。決して他人事ではありません。

この記事はこんな人におすすめ

家族の遺体が警察案件になって不安

警察案件になる事例を知っておきたい

警察案件になるケース

簡単に言えば、誰も立ち会っていない場所で一人で逝去された場合はすべて警察案件となります。
特に自死、事故、事件の可能性が低くても、どうやって亡くなったかわからない場合は事件性がないか確認するため、検視が必要なのです。

刑事もののドラマでは、孤独死や事件の時に警察が現場検証したり、聞き取り調査をしたり、検死をしたりしますよね。
実際は、同居している家族がちょっと買い物に行っていたとか、仕事に出ていたとか、たまたまいない時に亡くなった場合の警察案件が意外と多いです。

鍵は締まっているし高齢だから亡くなったのも自然なことでは……?と思われる状況でも、検視は拒否できません。

警察案件になるとどうなる?

ご遺体は一度警察署に運ばれ、そこから検死をする専門病院に運ばれます。
この場合、葬儀社はその病院へお迎えにあがります。

多くの病院では、患者様が亡くなった場合はエンゼルケア(浴衣を着せたり、体をきれいにしたりして、亡くなった方の身体を整える死後処置)があります。
しかし、警察案件ではこれらを受けることができないので、ご遺族や葬儀社が行う必要があります。

慣れていないとご遺体のお着替えだけでも大変なので、お任せいただくことが多いです。
その場合、葬儀プランとは別にエンゼルケアの費用がかかります。

警察案件にはならないケース

入院していた病院で逝去されると、医師による確認を経て死亡診断書が発行されます。
死亡した理由が明らかである確認が取れるため、さらに詳しく調べられることはありません。

検視とは?解剖とは違う??

検視と解剖はまったくの別物です。
解剖は検視をしても死因が特定できなかった場合により詳しく調べるため、行われます。
自宅で逝去された場合、まずその場で検察官による「検視」が行われます。自然死や病死の場合はそれで終わりです。
それ以外の場合は、警察がご遺体を引き取って一度警察署に運び、そこから「検死」する医師のいる専門の病院へ運ばれます。
「検死」でも原因が分からない場合や事件性が疑われる場合にのみ、解剖が行われます。ここまでくると最大半日〜2ヶ月もの間、ご遺体が返ってくることはありません……。しかしそうあることではありません💦

この記事を監修した葬儀のプロよりコメント

検視は拒否できません

検視は犯罪の可能性を探るという意味もあるため、拒否はできません。
一般病院でご逝去された場合にはエンゼルケアが施されていますが、警察案件ではそういった死後処置が行われていません。
そのため納棺師によるケアが必要となり、葬儀プランとは別に数万円ほど必要になりますことをご承知おきください。ご遺族にとっては予期せぬ負担となってしまい申し訳ありません😢
関 友宜せき・とものり

早稲田大学大学院にて研究。大学卒業後、業界最大手企業へ入社。ライフエンディング領域における多岐にわたる業務に従事し、幅広い分野を経験。仏教葬祭アドバイザー、消費生活アドバイザー、ファイナンシャルプランナー2級、高齢社会エキスパートの資格を取得。横浜葬儀社の事業責任者として、専門的なアドバイスとサポートを提供し、故人様とその家族様にとって安心した葬儀サービスを提供することに全力を注ぐ。

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