棺の中に入れていいもの、いけないもの【横浜葬儀社】横浜市の家族葬専門【口コミ1位】

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棺の中に入れていいもの、いけないもの

基本的に燃えやすいものならOKです!でも分厚い紙はダメ。分厚い本は燃えにくいので避けるのが無難。え、紙なのにダメなの!?と思われますよね。意外と見落としがちな点をご紹介します。

この記事はこんな人におすすめ

棺に入れるものが思いつかない

他の人は棺に何を入れているのか参考にしたい

棺に入れてはいけないものが知りたい

棺に何を入れてもいいわけではありません!

棺の中には故人に持って行ってほしいものを入れることができますが、棺の中に何を入れようなんて普段考えるわけもなく……葬儀の打ち合わせで初めて考える方が多いかと思います。何を入れるかは本当にそれぞれ。思い出が詰まったあんなものやこんなもの。
色々なものを入れることができますが、少し注意が必要です。炉だけでなく、大切な人の骨を痛めてしまう原因を作ってしまうかも。
入れてはいけないものも、きちんと理解しておいてくださいね。

棺に入れてもいいもの、素敵なもの

入れてもいいものは、基本的に燃えやすいものならOKです!
僕が経験した葬儀の中で素敵だなと思った副葬品は、若いころの写真や愛用していたお洋服です。
故人が愛用していたものは参列者の方にも人柄が伝わりますし、人生で輝かしいときの思い出と共に旅立つのもすごく良い。
参考までによく入れられるものをご紹介します。

お手紙

感謝の気持ちをしたためましょう。他の方には見られないので、口に出して言えないことや故人とあなただけの大事な思い出も入れられます。

10円玉

三途の川を渡る通貨として六文銭に見立てているのでしょう。北国の一部では10円玉についた遺灰やすすを洗わずにそのまま持ち帰り、お守りや魔除けにする風習があるそうです。
ちなみに紙幣はダメです。お金を破損させるのは法律違反になっちゃいます。

お菓子やおにぎり

パッケージから出して入れるなら、可能です。おにぎりは日本特有ですね。道中飢えることがないようにとの祈念を込めています。故人が生前好きだった食品を持たせてあげたいと考える方も多いようです。

棺に入れてはいけないもの

燃えにくいものは入れてはいけないものです。燃え残った時に見栄えが悪いですし、溶けてお骨に付着したり、お骨と混ざって骨拾いの邪魔になったりしてしまいます。
もちろん、破裂して炉の故障に繋がったり、有毒ガスが発生してしまうものもいけません。
入れてしまいがちな例がこちら。

めがね

目が悪い方はメガネは身体の一部と言っても過言ではないでしょう。人生の長い時間を共に過ごしてきたメガネを入れてあげたくなる気持ちはとっても分かります。でもレンズやフレームは溶けて炉や骨に付着してしまうかも。大切なお骨が傷んでしまう可能性のあるものは避けるのがベターです。

酒瓶、缶/h4>
お酒が好きだった故人に持たせてあげたい品NO.1ですよね。そりゃそうです。でもこちらも容器が溶けたり破裂したりします。棺には入れられません。
その代わりに、ハンカチにお酒を浸して故人の口を湿らせてあげてください。酒瓶を持っていくよりもその方がお酒を楽しめる気がしませんか?

分厚い本やアルバム

本やアルバムは紙製ですが、なぜダメなのか。厚みのある紙製品って意外と燃えないのです。多くの場合がそのまま残ってしまいます。燃えても骨を覆うほどの煤になってしまったり……。
アルバムも同じ理由ですが、縁起が悪いとも言われています。アルバムともなると故人だけが写っているものではありませんよね。まだ存命の方の写真を副葬品として燃やすのは、避けた方がよいでしょう。

この記事を監修した葬儀のプロよりコメント

燃えやすいほうが故人も持っていきやすい!

故人と一緒にキレイに燃えてしまえるものを持たせてあげてください。とは言え、よく分からないものもあると思います。その際には葬儀社にどんどん質問してください!代わりのアイデアがある場合は、それをお伝えしています。
関 友宜せき・とものり

早稲田大学大学院にて研究。大学卒業後、業界最大手企業へ入社。ライフエンディング領域における多岐にわたる業務に従事し、幅広い分野を経験。仏教葬祭アドバイザー、消費生活アドバイザー、ファイナンシャルプランナー2級、高齢社会エキスパートの資格を取得。横浜葬儀社の事業責任者として、専門的なアドバイスとサポートを提供し、故人様とその家族様にとって安心した葬儀サービスを提供することに全力を注ぐ。

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