供花〜葬儀のお花【横浜葬儀社】横浜市の家族葬専門【口コミ1位】

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供花〜葬儀のお花

2023.8.17

お葬式で使われる花について説明していきます。
お花で作られた祭壇以外にも
供花、花輪、枕花、献花とそれぞれ名前も役割も異なります。順番に確認してみましょう。

この記事はこんな人におすすめ

供花の並べ方について知りたい方

札名の書き方を知りたい方

供花についてのマナーを知りたい方

お葬式で使われるお花について知りたい方

お葬式で使われるお花について

[花輪]

故人様にゆかりのあった会社・企業より贈られる事が多いです。現在では、花輪を目にする機会は以前に比べ減少していますが、葬儀において花輪を飾る習慣が依然として残っている地域が存在しています。通夜や告別式の斎場の入口に飾られ、故人への哀悼の意を表し、故人のご冥福を祈るために贈られます。
※ 事前に葬儀社に花輪を送ってもよいかどうか確認することが大切です。なぜなら、斎場やホールによっては、花輪が禁止されている場合があるからです。そのため、予め確認しておくことで、遺族の方々に失礼のないように配慮することができます。

[枕花]

枕花(まくらばな)は、故人の枕元に飾られる花のことを指します。一般的には、花束やアレンジメントなどが用いられますが、故人が好んだ花や色を取り入れたオリジナルの枕花が用意されることもあります。
故人が穏やかに眠れるように祈る意味も込められています。

[献花]

キリスト教式の際にお焼香代わりに行います。
ここでは供花について詳しく説明していきます

[供花]

供花は、葬儀の際に用いられる花の装飾品です。供花は、亡くなった方の霊を慰めると同時に、葬儀の会場や祭壇を美しく飾る意味があります。送られてきた供花は、祭壇の周りや式場の入り口を飾り、葬儀を荘厳な雰囲気で行うために欠かせないものとなっています。
親族や故人と深く親交のあった方から贈られるケースが多いです。通常、親族や親戚一同の名前が書かれた供花は、祭壇の両側に置かれます。このように供花は、故人への敬意や感謝を表すと同時に、葬儀の雰囲気を整える大切な役割を果たします。

〜供花の数え方〜

供花は、一つを「1基(いっき)」と数えます。2基の供花を合わせて「1対(いっつい)」と呼びます。
1基と1対の供花を贈る際には、金銭的な負担が異なります。そのため、故人との関係性や予算などを考慮して、どちらを選ぶかを決めるとよいでしょう。

〜供花の贈り方〜

[遺族に確認]

故人への最後のお別れの場である葬儀において、供花は多くの方々から贈られるものとなっています。しかしながら、供花を贈る際には、必ず遺族の了承を得ることが重要です。
最近では、葬儀に参列できない状況下においても、遠くから供花を贈る方もいらっしゃいます。しかしながら、遺族の了承なしに供花を贈ってしまうと、辞退される場合があることを理解しておく必要があります。そのため、手配前には必ず遺族に連絡をし、了承を得るようにしましょう。

[葬儀を担当する葬儀社に供花の依頼]

遺族の了承を得たら、担当する葬儀社に供花の依頼をします。
供花を飾る際には、決まった順番が存在するため、供花の送り主は名前や故人との関係性を明確に伝えることが重要です。

[供花の種類の確認]

自分で花を選んで供花を贈りたい場合には、花屋やネットで手配することができます。ただし、その場合には必ず葬儀担当者に確認し、承諾を得る必要があります。
まず、「他社で手配した供花でも可能かどうか」について確認することが大切です。また、統一感を出すためにどういう花の種類が良いかも確認しましょう。これらの確認を怠ってしまうと、思わぬトラブルが生じる恐れがありますので、注意が必要です。

〜札名の書き方〜

親族として供花を送る場合は

「○○家一同」「○○家 親戚一同」「親戚一同」などとするのが一般的です。
「兄弟一同」「子供一同」「孫一同」という書き方もあります。

友人として供花を送る場合は

「友人一同」と書くのが一般的です。
また、「○○大学○○部一同」「○○学校○年○組一同」と書いても大丈夫です。

法人で供花を送る場合

「株式会社○○」「株式会社○○ ○○部一同」と書くのが一般的です。

〜供花の並べ方〜

供花の配置には一定のルールがあります。祭壇の両脇には喪主からの供花を置き、その他の供花については、祭壇に近い位置から贈り手の関係性の深さに応じて順に並べます。祭壇が複数の段に分かれている場合は、上段に贈り手の関係性が深い供花を、下段に関係性が薄い供花を配置することが一般的です。友人や知人からの供花がある場合は、故人との関係の深さに応じて順番を決めて並べます。ただし、宗派や地域によって異なる場合があるため、葬儀社に確認することをお勧めします。

〜供花の価格相場〜

供花の相場金額は
1基(1つ)15,000円から30,000円
大きさや花の種類によって変わります。
一対(2基)だとペアになるので倍の金額になります。相場金額を目安に供花を用意することで、遺族に余計な気を遣わせないで済みます。

〜供花の手配〜

通夜の1〜2日前に手配して、式が始まる3時間前には必ず到着するよう手配してください。もし通夜の開始に遅れそうな場合は、必ず葬儀場や葬儀社に連絡してください。
葬儀と火葬を1日で終える一日葬の場合も、葬儀の2日前を目安に注文することをお勧めします。送ることがきまったらなるべく早く依頼をしましょう。
もし、通夜に間に合わなかった場合は、葬儀当日に供花を届けるか、故人の自宅に送ることができます。自宅に供花を贈る場合は、遺族が在宅する日時を確認し、その日時に届くよう手配するのがいいでしょう。

〜供花のマナー〜

祭壇や供花も宗教や宗派によってマナーが異なることがあります。仏式と神式についてはほぼ同じですが、キリスト教式では贈る場所や花の種類、形式などに大きな違いがあるため、注意が必要です。

[仏式•神式]

仏式•神式の葬儀には基本としては白い花をメインにします。白、ピンク、黄色、紫色などの菊やカーネーション、トルコギキョウ、ユリなどの花がよく用いられます。また、高級感を出したい場合には、胡蝶蘭をアレンジメントに取り入れることもあります。
また、とげのある花、香りの強い花やつるがある花、毒がある花は仏事には適さないとされています。

[キリスト教式]

仏式のように故人にお供えするのではなく、遺族を慰めるために贈るので、原則として葬儀会場ではなく自宅に送ることになります。そのため、スタンド花ではなく、花束やフラワーアレンジメントを贈ることが一般的です。
基本的に白やピンクの花でユリやカーネーションが選ばれます。
送った花束やアレンジメントは家族が自宅から教会に運ぶことになります。そのため、サイズや重量に注意して、コンパクトで持ち運びしやすいものを選ぶようにしましょう。また、キリスト教の葬儀では生花が基本とされているため、造花やブリザーブドフラワーなどの人工的な花は使用しないように注意してください。

〜供花を辞退している場合がある〜

供花を贈る際は、遺族や葬儀社にあらかじめ確認することが大切です。故人や遺族の意向によっては、供花を辞退する場合があります。辞退している場合は、無理に贈ることはマナー違反です。

まとめ

この記事を監修した葬儀のプロよりコメント

遺族の気持ちに寄り添った供花を

供花の手配方法については、担当する葬儀社に依頼するのが確実ですが、花屋やインターネットでも手配することができます。ただし、事前に担当葬儀社に確認するようにしましょう。会場の雰囲気や故人や遺族の意向に合わせて、種類や色、数量などに制限がある場合がありますので確認しましょう。

供花は故人や遺族と縁が深い人々からの贈り物であるとされていますが、葬儀社との打ち合わせの際に取り決めがある場合もあります。遺族の意向に合わせて、不明な点は事前に確認して、故人との縁を大切に思いながら、遺族の気持ちに寄り添った供花を贈るようにしましょう。
関 友宜せき・とものり

早稲田大学大学院にて研究。大学卒業後、業界最大手企業へ入社。ライフエンディング領域における多岐にわたる業務に従事し、幅広い分野を経験。仏教葬祭アドバイザー、消費生活アドバイザー、ファイナンシャルプランナー2級、高齢社会エキスパートの資格を取得。横浜葬儀社の事業責任者として、専門的なアドバイスとサポートを提供し、故人様とその家族様にとって安心した葬儀サービスを提供することに全力を注ぐ。

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