通夜とは?意味と当日の流れ・参列マナーを解説

通夜とは、葬儀・告別式の前夜に、ご遺族や故人と親しかった方が集まって別れを惜しむ儀式です。一般的な所要時間は式そのものが1時間ほどですが、受付や通夜振る舞いを含めると滞在時間は長くなります。ここでは、通夜の意味、当日の流れ、遺族と参列者が確認したいことを解説します。

関 友宜 はばたきグループ 事業責任者
監修者

関 友宜
はばたきグループ 事業責任者

葬儀業界10年以上。対応した葬儀施行件数は2000件以上。
現在は神奈川県の葬儀社「はばたきグループ」の事業責任者として、お客様の理想の葬儀をお手伝いしております。培った専門知識や経験をもとに、神奈川県の葬儀に役立つ情報をご提供します。

目次

通夜とは故人と最後の夜を過ごす儀式

通夜は、かつて近親者が夜通し故人に付き添う形で行われていました。現在は、夕方から1〜2時間ほどで営む「半通夜」が一般的です。仏式では僧侶の読経と焼香を中心に進みますが、神式、キリスト教式、無宗教式では内容が異なります。

通夜を行うかどうかは葬儀形式によって変わります。二日間の葬儀では通夜を行い、翌日に葬儀・告別式を営みます。一日葬や火葬式では、通夜を省くのが基本です。家族だけで静かに過ごす時間を設け、儀式としての通夜は行わない場合もあります。

通夜当日の一般的な流れ

受付・着席

参列者は開式時刻の15〜30分前を目安に到着し、受付で記帳や香典のお渡しを済ませます。ご遺族は開式前に、供花・弔電の順番、席次、焼香方法などを葬儀社と確認します。

開式・読経・焼香

仏式では僧侶が入場し、読経が始まります。案内に従って喪主、ご遺族、親族、一般参列者の順に焼香するのが一般的です。宗派によって焼香の回数や作法は異なるため、分からない場合は前の方の動作や係員の案内を参考にして差し支えありません。

閉式・通夜振る舞い

閉式後、地域やご家族の意向により、参列者へ飲食を振る舞う「通夜振る舞い」が行われます。故人をしのぶ場であり、長時間の宴席ではありません。参列者は一口でも箸をつけ、頃合いを見て遺族へ挨拶して退出するのが一般的です。近年は飲食の代わりに持ち帰り品を渡すこともあります。

遺族が準備・確認すること

ご遺族は、参列予定人数、受付担当、供花・供物、返礼品、通夜振る舞いの有無と数量を確認します。人数が読みづらい場合は、追加対応が可能か、余った返礼品や料理をどう扱うかも葬儀社へ聞いておくと安心です。

家族葬で通夜を行う場合は、誰に参列をお願いするかを明確にします。参列範囲を限定するなら、訃報を伝える際に「近親者のみで執り行います」などと添え、香典や供花を辞退する場合も併せて案内すると行き違いを減らせます。

通夜に参列するときの基本マナー

服装は黒を基調とした喪服が基本です。急な知らせで用意が難しい場合は、光沢や装飾の少ない濃紺・ダークグレーなどの平服でも差し支えないとされます。ただし、現在は貸衣装などを利用できることも多いため、時間に余裕があれば整えると安心です。

遅刻しそうな場合は、会場へ静かに入り、係員の指示に従います。開式に大幅に遅れる場合や終了後になる場合は、無理に向かわず、後日の弔問や弔電など別の方法を遺族の都合に配慮して検討します。お悔やみの言葉は長くならないよう、「このたびはご愁傷様でございます」など簡潔に伝えます。

よくある質問

通夜と告別式はどちらに参列すればよいですか?

どちらか一方でも失礼にはあたりません。日程が合う方へ参列します。特に親しい間柄であれば、両方へ参列することもあります。

通夜には何分前に到着すればよいですか?

受付を考慮し、開式の15〜30分前が目安です。案内状に受付開始時刻が記載されている場合は、その時間に合わせます。

通夜振る舞いは断ってもよいですか?

事情がある場合は辞退できます。遺族へ簡潔にお悔やみとお礼を伝えて退出しましょう。

関連する言葉

通夜振る舞い、焼香、香典、喪服、告別式、葬儀の参列