精進落としとは?やらなくても良い?【横浜葬儀社】横浜市の家族葬専門【口コミ1位】

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精進落としとは?やらなくても良い?

精進落としとは、精進料理を食べていた喪が明ける際に普通の料理に戻す区切りとして食べられてきた食事のことです。しかし今では喪が明ける際ではなく葬儀が終わった後に食べる料理を指すようになってきました。省略してもマナー違反ではありません。

この記事はこんな人におすすめ

精進落としがよく分からない

精進落としを省略したい

精進落としにまつわるマナーが知りたい

精進落としとは?

昔は四十九日の喪が明けるまで肉や魚を絶った精進料理を食べました。
忌が明ける四十九日に、普段の生活に戻して普通の食事にするという意味で食べられたのが、精進落としです。

しかし、約一か月半もの長い間、精進料理しか食べないというのは今は現実的ではありません。
僕は、動物性たんぱく質が不足するとイライラしちゃいます😅

近年では、「葬儀の後に食べるお料理」「会葬者にふるまうお料理」のことを指すようになりました。
地域によっては、お清め、お斎(おとき)、喪中払いといった呼び方もあります。

通夜振る舞いとは別物

通夜振る舞いは文字の通り、お通夜の後に振舞われるお料理のことです。
故人様と一緒に最後の食事をとる、といった意味があります。
ちなみに近年増えてきた1日葬ではお通夜を行わないため、当然、通夜振る舞いもありません。
大勢で食事を取るという部分では同じなので、混同されやすいのですが、意味合いはまったく別物です。

料理の内容にも、差があります。
精進落としは1人に対して一人前の食事が出されるのに対して、通夜振る舞いは少しつまめる程度の盛り合わせ料理を用意します。
昔は四十九日までの喪中は精進料理を食べていたので、通夜振る舞いには肉や魚がありませんでした。それも近年ではあまり気にせずお寿司や天ぷらなどが振舞われたりするようになっています。

参加は招待制が良し

精進落としへの参加は招待制が良いと思います。
任意参加にしてしまうと、行くべきなのか行かないべきなのか迷ってしまう方が必ずいます。
親族や故人様の親しい友人を招待すれば喪主様も知らなかった故人様の違った一面を知れたりと、故人様の思い出を語らう時間がまた新たな思い出となります。

僧侶にも一声かけるのが、マナーです。参加されない場合には、お膳料として5,000円程度包んでお渡しします。今後も長いお付き合いがある僧侶とも、親族と同じように良い関係を築いてくださいね。

簡略化されつつある葬儀のかたち

お通夜と告別式、2日間にわたって行われる一般葬よりも、1日で火葬まで完了する1日葬や火葬場に直行する直葬が主流となってきている現代では、精進落としを省略しても何ら問題ありません。
マナー違反になるのでは?と心配される方も多いですが、そんなことはありません。

しかし遠方から駆けつけてくれる方や、忙しい中時間を作って参加してくれる参列者様への配慮は必要です。
お弁当や近隣レストランの手配、お食事代などの気遣いがあると良いと思います。

横浜葬儀社のおもてなし料理(精進料理)は、こちらをご覧ください。
https://www.yokohamasougi.com/option/

この記事を監修した葬儀のプロよりコメント

ご遺族の負担にならないように

昔のしきたりを厳粛に守っていると正直疲れちゃうこともありますよね。
精進落としもご遺族様が省略した方が負担が少ないと思えば、省略しても良いと思います。
なによりも大切なことはご遺族と故人様に寄り添った葬儀を行うこと。
今は今。現代のやり方でも良いのではないでしょうか😊
関 友宜せき・とものり

早稲田大学大学院にて研究。大学卒業後、業界最大手企業へ入社。ライフエンディング領域における多岐にわたる業務に従事し、幅広い分野を経験。仏教葬祭アドバイザー、消費生活アドバイザー、ファイナンシャルプランナー2級、高齢社会エキスパートの資格を取得。横浜葬儀社の事業責任者として、専門的なアドバイスとサポートを提供し、故人様とその家族様にとって安心した葬儀サービスを提供することに全力を注ぐ。

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