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会葬返礼品とは、通夜や葬儀・告別式へ参列してくださった方に、感謝を伝えるために渡す品物です。香典の有無にかかわらず渡すものであり、香典へのお礼として贈る香典返しとは目的が異なります。品物を選ぶ際は、価格だけでなく、持ち帰りやすさや日持ち、必要数、未使用分の返品条件まで確認することが大切です。


関 友宜
はばたきグループ 事業責任者
葬儀業界10年以上。対応した葬儀施行件数は2000件以上。
現在は神奈川県の葬儀社「はばたきグループ」の事業責任者として、お客様の理想の葬儀をお手伝いしております。培った専門知識や経験をもとに、神奈川県の葬儀に役立つ情報をご提供します。
会葬返礼品は、故人を見送るために通夜や葬儀・告別式へ足を運んでくださったことに対するお礼です。「会葬御礼品」や「会葬品」と呼ばれることもあります。
一般的には、受付を済ませたときや参列者が帰るときに、会葬礼状と一緒に渡します。会葬返礼品は香典へのお返しではないため、香典を持参していない方にも渡すのが基本です。
会葬返礼品は参列者一人につき1点用意するのが一般的ですが、地域の慣習や葬儀の運用によっては世帯単位で渡すこともあります。必要数を決める前に、地域で一般的な渡し方を葬儀社へ確認しておくと安心です。
会葬返礼品と香典返しは、どちらも葬儀に関係する返礼品ですが、お礼をする対象が異なります。
会葬返礼品は、通夜や葬儀・告別式へ参列してくださったことへのお礼です。香典をいただいたかどうかにかかわらず、原則として参列者へ同じ品物を渡します。
一方、香典返しは、香典をいただいたことへのお礼です。一般的には、いただいた香典額を確認し、金額に応じた品物を贈ります。
会葬返礼品を渡していても、香典をいただいた方には別途香典返しを用意するのが一般的です。ただし、葬儀当日に香典返しまで渡す「即日返し」や「当日返し」を行う地域もあります。葬儀の見積もりでは、会葬返礼品と香典返しのどちらが含まれているのかを区別して確認しましょう。
会葬返礼品は、1点あたり500円から1,000円程度の品物が目安とされています。ただし、地域の慣習や品物の内容、葬儀の規模によって金額は異なります。
会葬返礼品は参列への感謝を伝える品物であるため、高額なものを用意する必要はありません。参列見込み人数に1点あたりの価格を掛け、包装代や会葬礼状の費用が別途かかるかも確認すると、必要な予算を把握しやすくなります。
会葬返礼品には、お茶、コーヒー、菓子、海苔、タオルなど、日常生活で使いやすい品物がよく選ばれます。食品を選ぶ場合は、常温で保存でき、日持ちするものが適しています。
参列者はほかの荷物を持っていることもあるため、大きすぎるものや重いものは避け、持ち帰りやすさにも配慮しましょう。参列者の年齢や好みが分からない場合は、幅広い方が使いやすい消耗品を選ぶと安心です。
品物そのものだけでなく、弔事に適した包装になっているか、会葬礼状を添えられるか、会場まで納品してもらえるかも確認します。食品の場合は、賞味期限やアレルギー表示も確認しておきましょう。
会葬返礼品の必要数は、通夜と葬儀・告別式を合わせた参列見込み人数をもとに決めます。参列者数を正確に予測することは難しいため、親族、友人、勤務先、近隣の方など、参列する可能性がある範囲を整理しましょう。
当日に予定外の参列者が訪れることもあるため、見込み数より少し多めに手配しておくと安心です。ただし、必要以上に注文すると余りが増えるため、追加手配が可能な時間や予備数について葬儀社と相談してください。
葬儀社や返礼品業者によっては、未使用分を返品できる場合があります。すべての品物が返品対象になるとは限らないため、返品の可否、対象商品、期限、精算方法を注文前に確認しておきましょう。
会葬返礼品を渡す場所やタイミングは、受付の体制や会場の動線によって異なります。受付時に引換券を渡し、帰る際に品物と交換する方法もあります。受付担当者と返礼品を渡す担当者で、渡した数を共有できるようにしておくと、渡し漏れや重複を防ぎやすくなります。
同じ方が通夜と葬儀・告別式の両方へ参列する場合に、返礼品をそれぞれ渡すか、一度だけにするかは地域や葬儀の方針によって異なります。受付で判断に迷わないよう、事前に渡し方を決めて関係者へ共有しておきましょう。
必ず用意しなければならないものではありませんが、家族葬でも参列への感謝を伝えるために用意できます。親族だけの葬儀では返礼品を省略することもあるため、参列者の範囲や地域の慣習に合わせて決めましょう。
一度だけ渡す場合と、通夜と葬儀でそれぞれ渡す場合があります。地域の慣習や葬儀社の運用によって異なるため、受付担当者が迷わないよう事前に方針を決めておきましょう。
未使用分を返品できる場合がありますが、対応は葬儀社や返礼品業者、商品によって異なります。葬儀後に自宅へ弔問に来る方へ渡すため、一部を手元に残しておく方法もあります。
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