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終活とは、これからの人生を自分らしく過ごすために、医療・介護・財産・葬儀・供養などの希望や情報を整理する活動です。始める年齢に決まりはなく、一度で完成させる必要もありません。生活や気持ちの変化に合わせて、内容を見直していきます。


関 友宜
はばたきグループ 事業責任者
葬儀業界10年以上。対応した葬儀施行件数は2000件以上。
現在は神奈川県の葬儀社「はばたきグループ」の事業責任者として、お客様の理想の葬儀をお手伝いしております。培った専門知識や経験をもとに、神奈川県の葬儀に役立つ情報をご提供します。
終活は、亡くなった後の準備だけを目的とするものではありません。本人の希望を見える形にし、家族との話し合いを通じて、現在の暮らしや将来の不安を整理することにも意味があります。
思い立ったときに始められますが、退職、転居、入院、家族構成の変化なども見直しのきっかけになります。すべてを一度に決めず、緊急連絡先や保険証券の保管場所など、家族が早めに必要とする情報から整理すると取り組みやすくなります。
整理する内容は、主に医療・介護、財産・契約、葬儀・供養、連絡先・デジタル情報です。希望を書くだけでなく、必要な手続きを行う方が書類や情報へたどり着ける状態にしておきます。
緊急連絡先、かかりつけ医、服薬情報、介護や療養場所の希望を整理します。希望する医療やケアについては、本人の考えを家族や医療・介護の関係者と繰り返し話し合い、状況や気持ちが変わったときに見直すことが大切です。
預貯金、保険、不動産、借入、定期契約、スマートフォンやオンラインサービスなどの一覧を作ります。暗証番号やパスワードを誰でも見られる場所へそのまま書くのではなく、安全な保管方法と、必要になったときに家族が確認できる手がかりを決めておきましょう。
葬儀形式、知らせたい方、宗教・宗派、予算、遺影、納骨先などを整理します。葬儀社へ事前相談し、希望に必要な費用や実現するための条件を確認しておく方法もあります。詳しい決め方は生前相談や事前相談で扱い、終活では希望と相談先が分かる状態を目指します。
はばたきグループには、1級葬祭ディレクターやファイナンシャルプランナー2級などの有資格者が在籍しています。終活のうち葬儀の形式や費用に関する部分を整理したいときは、希望が決まっていない段階から相談できます。
エンディングノートは、本人の希望や家族に伝えたい情報を自由にまとめるためのものです。一般に、記載しただけで遺言書と同じ法的効力が生じるものではありません。遺言書は、財産の承継などについて法的な効力を持たせるため、法律で定められた方式に従って作成する必要があります。
法的な対応が必要か分からない場合は、整理したい内容に応じて、弁護士、司法書士、税理士などの専門家へ相談してください。エンディングノートと遺言書はどちらか一方を選ぶものではなく、目的に応じて使い分けます。
一人でも始められます。まずは連絡先や所有する契約、書類の保管場所を書き出し、家族に知っておいてほしい内容が整理できた段階で共有する方法があります。
第三者に見られる可能性がある場所へ、そのまま記載することは避けた方が安全です。サービスの一覧と確認方法を分けて管理するなど、家族が必要時に情報へたどり着ける方法を考えましょう。
緊急連絡先や書類の保管場所など、共有しやすい情報から始める方法があります。話し合う目的を「家族に決めてもらうため」ではなく「自分の希望と必要な情報を伝えるため」と説明し、必要に応じて専門家や相談窓口を利用してください。
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