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納骨(のうこつ)は、火葬後のご遺骨をお墓や納骨堂などへ納めることです。四十九日や一周忌などに合わせる場合がありますが、火葬から何日以内という全国一律の法定期限はありません。納骨先を決め、必要書類と受け入れ条件を確認してから日程を調整しましょう。


関 友宜
はばたきグループ 事業責任者
葬儀業界10年以上。対応した葬儀施行件数は2000件以上。
現在は神奈川県の葬儀社「はばたきグループ」の事業責任者として、お客様の理想の葬儀をお手伝いしております。培った専門知識や経験をもとに、神奈川県の葬儀に役立つ情報をご提供します。
四十九日、百か日、一周忌などの法要に合わせる場合や、お墓・納骨堂の準備が整ってから行う場合があります。ご家族の気持ち、親族の予定、納骨先の受け入れ日を踏まえ、読経を希望する場合は寺院とも相談して日程を決めます。
納骨先が未定の場合は、法要を先に行い、納骨を後日に調整することもできます。施設にご遺骨を預けている場合は、預かり期間と料金の条件も確認しておきましょう。
ご遺骨を自宅で保管することはできます。土に埋める場合は、墓地として許可された場所で行う必要があるため、自宅の庭などへ自己判断で埋めないようにしてください。
納骨する場所は、主に墓地にあるお墓と、建物内でご遺骨を収蔵する納骨堂です。場所を選ぶ際には、ご家族が管理を引き継ぐか、寺院や施設による管理・供養を利用するかも確認します。「永代供養」は供養の仕組みを表す言葉で、お墓や納骨堂の形そのものを指すものではありません。
既存のお墓へ納める場合は、使用名義人と管理者に連絡し、納骨できる方の範囲、納骨室の空き、必要書類を確認します。新たに用意する場合は、墓石を建てるお墓や樹木葬などについて、宗教の条件、納め方、管理費を比較しましょう。
納骨堂では、区画ごとに納められる人数や骨壺の大きさ、参拝できる時間が異なります。現地で参拝の仕方や設備を確認し、利用する方が無理なくお参りできるか、契約を引き継ぐ際にどのような手続きが必要かも確かめます。
永代供養付きでも、個別に納める期間や管理費は契約によって異なります。一定期間後に、ほかの方のご遺骨と一緒に納める合祀(ごうし)へ移す場合もあります。お墓・納骨堂のどちらでも、個別に納める期間、その後の扱い、ご遺骨を取り出せる条件を契約前に確認してください。
必要な書類は、ご遺骨を初めて納めるのか、すでに納めているご遺骨を移すのか、一部を分けて納めるのかによって異なります。まずご遺骨の現在の保管場所と、希望する納め方を管理者へ伝えましょう。
| 納骨の状況 | 主に確認する書類 |
|---|---|
| 火葬後、初めて納骨する | 火葬済みであることが記載された火葬許可証など |
| 別のお墓・納骨堂からご遺骨を移す | 改葬許可証 |
| ご遺骨の一部を分けて別のお墓・納骨堂へ納める | 分骨証明書など |
火葬許可証は、自治体によって「埋火葬許可証」など名称が異なる場合があります。あわせて、墓地・納骨堂の使用許可証、申込書、名義人との関係が分かる書類などを求められる場合もあるため、管理者から案内された書類をそろえます。
改葬する場合は、現在ご遺骨を納めている墓地・納骨堂がある市区町村で許可を受けます。分骨の証明書は、火葬場や現在の墓地・納骨堂の管理者などに発行を確認します。手続きの順番と申請先を確認してから進めましょう。
書類が見当たらない場合は、納骨先に代わりの書類として何が必要かを尋ね、火葬を行った施設や許可証を発行した市区町村へ相談します。コピーだけで納骨できると考えず、必要な証明を確認してください。
準備は、管理者との日程調整、必要な作業・お勤めの手配、参列者への案内の順に進めます。骨壺の大きさや納め方も確認し、読経を希望する場合は寺院へ依頼します。墓石を開ける作業や文字の彫刻が必要であれば、指定業者の有無を管理者に尋ねて手配しましょう。
参列者には日時、集合場所、服装、持ち物、会食の有無を知らせます。当日は、必要書類の確認、予定している宗教上のお勤め、ご遺骨を納める作業、お参りなどを行います。順番や、ご家族が作業に参加できる範囲は施設によって異なるため、事前に全体の予定を確認してください。
はばたきグループでは、納骨を含む葬儀後の相談を一つの窓口で受け付けています。納骨先や必要書類が決まっていない段階でも、何から確認するかを整理して相談できます。
費用は、納骨先を契約する費用、納骨当日に必要な費用、その後の管理費に分けて把握します。新しくお墓や納骨堂を用意する場合は、使用料、墓石代、供養に関する費用などを確認します。すでに納骨先がある場合は、納骨のために新たに必要な項目を尋ねましょう。
納骨時には、納骨作業料、墓石への彫刻料、読経を依頼する場合のお布施などがかかります。会食や返礼品を用意する場合は、その費用も含めます。契約に含まれるものと別料金のものを分け、当日の総額と、今後の管理費・支払い時期まで見積もりや契約書で確認してください。
宗教的な儀式を行わずに納められる場合もあります。ただし、施設によって所定のお勤めや作業の手配が必要なため、読経などを希望しない場合は、契約前に管理者へ受け入れ条件を確認してください。
手元に残す量と、残りを納める場所を葬儀社や納骨先へ伝えます。一部を別のお墓や納骨堂にも納める場合は、分骨証明書などの必要書類を確認してください。納骨後に取り出すことが難しい契約もあるため、納める前に相談しましょう。
個別に納めている場合は移せることもありますが、ほかの方のご遺骨と合祀した後は、個人のご遺骨を分けて取り出せないのが一般的です。将来移す可能性がある場合は、取り出しの条件、手数料、改葬の手続きも契約前に確認してください。
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