遺影写真とは?選び方と準備のポイントを解説

遺影写真とは、葬儀の祭壇などに飾り、故人を偲ぶために用いる写真です。必ずしも証明写真のような正面写真を選ぶ必要はなく、故人らしい表情が伝わる一枚を選ぶことが大切です。背景や服装を加工できる場合もあるため、まずは顔が鮮明に写っている写真を候補にしましょう。

関 友宜 はばたきグループ 事業責任者
監修者

関 友宜
はばたきグループ 事業責任者

葬儀業界10年以上。対応した葬儀施行件数は2000件以上。
現在は神奈川県の葬儀社「はばたきグループ」の事業責任者として、お客様の理想の葬儀をお手伝いしております。培った専門知識や経験をもとに、神奈川県の葬儀に役立つ情報をご提供します。

目次

遺影写真とは

遺影写真は、通夜や葬儀・告別式などで故人を偲ぶために飾る写真です。葬儀後も自宅に飾ることがあり、ご家族が長く目にする写真になる場合があります。

使用する写真に「何年前まで」といった厳密な決まりはありません。最近撮影した写真に限らず、故人の人柄や雰囲気が伝わる写真を選ぶことができます。

故人らしい表情が分かる写真を選ぶ

遺影写真は、かしこまった表情の写真でなければならないわけではありません。旅行や趣味を楽しんでいる場面、家族と一緒に撮影した写真など、普段の人柄を感じられる一枚も候補になります。

複数人で写っている写真でも、故人の部分を切り抜いて使用できる場合があります。背景や服装は加工できることがあるため、写真を探すときは、まず故人の表情が自然で、顔がはっきり写っているかを優先すると選びやすくなります。

画質と元データを確認する

祭壇に飾る遺影写真は、元の写真より大きく引き伸ばして使用することがあります。そのため、顔が小さく写っている写真やピントが合っていない写真では、拡大したときに仕上がりが粗くなることがあります。

スマートフォンで撮影した写真でも、十分な画質の元データがあれば使用できる場合があります。SNSやメッセージアプリを経由して保存した画像は画質が低下していることがあるため、可能であれば撮影したスマートフォンやカメラに残っている元データを用意しましょう。

紙の写真しか残っていない場合でも遺影を作成できることがあります。候補となる写真を葬儀社へ見せ、使用できるか確認してください。

背景や服装は加工できる場合があります

遺影写真を作成するときは、背景を変更したり、周囲に写っている人物や物を取り除いたりできる場合があります。葬儀社や写真加工サービスによっては、服装を変更する加工に対応していることもあります。

ただし、加工の程度によっては元の写真と印象が変わることがあります。故人らしい雰囲気を残したい場合は、加工内容や仕上がりのイメージを確認したうえで依頼しましょう。

写真を選ぶときは複数の候補を用意する

遺影写真を一枚に絞れない場合は、無理にご家族だけで決める必要はありません。表情のよい写真、画質のよい写真など、候補を複数用意して葬儀社へ相談すると、遺影として使用した場合の仕上がりを踏まえて選びやすくなります。

写真を探す時間が限られている場合もあるため、アルバムだけでなく、スマートフォンやパソコン、家族が保管している写真なども確認してみましょう。

よくある質問

遺影写真は何年前のものまで使えますか?

何年前までという決まりはありません。最近の姿を重視するか、故人らしい表情や雰囲気を重視するかをご家族で考えて選びましょう。

スマートフォンの写真でも遺影にできますか?

使用できる場合があります。できるだけ画質のよい元データを用意し、引き伸ばした場合の仕上がりを葬儀社へ確認してください。

集合写真から故人だけを切り抜けますか?

加工できる場合があります。ただし、顔が小さい、ほかの人と重なっている、ピントが合っていないといった写真では仕上がりに影響することがあります。できれば複数の候補を用意しましょう。

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