「精進落とし」はしなくて良い?家族葬での対応や代わりの心遣い

精進落としをしない場合、マナー違反にならないか不安を抱える方が多くいらっしゃいます。

結論から申し上げますと、精進落としはしない場合でも、省略して失礼にはあたりません。

しかし、参列してくださった方への心遣いや、事前の案内は不可欠です。

この記事では、精進落としの代わりとなる対応や、ご挨拶の例文について詳しく解説します。

ご心配なことがあれば、まずはご相談ください。一都三県でご葬儀を承るはばたきグループが、ご不安な方へよりそいサポートいたします。

この記事はこんな人におすすめ

  • 精進落としを省略したい
  • 家族葬で許される範囲を知りたい
  • なるべくご葬儀の費用を抑えたい
目次

精進落としはしない場合でも失礼にはあたりません

精進落としのお料理は、単価3,000~8,000円がおおまかな相場です。
会葬者が10人なら3万円から8万円の費用がかかります。
実はこれ、省略してもかまいません。

結論から言うと、精進落としはやらなくても失礼にはあたりません。

近年では一日葬や家族葬などの普及により、ご葬儀の形が多様化しています。
そのため、精進落としを省略されるご遺族(お亡くなりになった方のご家族)も増えています。

特に家族葬であれば参列者の人数も把握しやすいため、精進落としの豪華なお料理の代わりに、もっと庶民的なお弁当をご用意しても良いと思います。
もちろん僧侶にも、お膳料の代わりにお弁当をお渡ししても大丈夫です。

お弁当も、必ずご用意しなくてはいけないわけではありません。

でもその際には、精進落としがない旨を事前に知らせておくと親切です。

ご葬儀から火葬までの間にお食事の時間が来てしまうのなら、参列者を空腹のまま放っておくわけにはいきません。
火葬場は市街地の外れにあることがほとんどなので、近所に飲食店も少ないです。
何かしらの案内がないと、困ってしまいますよね。
お食事を取る時間も惜しんで、遠方から駆けつけてくれる方もいるかもしれません。

精進落としをしない場合の代わりの心遣い

気心知れた親族でも、心遣いは必要不可欠です。
何もご用意しないのであれば、必ず事前に知らせておいてください。
そのうえで、対応の例と注意点をご紹介します。

精進落としをしない場合、次のような代わりの対応がよく選ばれます。

  1. 精進落としに代わるお弁当や、お食事代金をお渡しする
  2. 個々でお食事を取れるお店をご案内する
  3. 故人さま(お亡くなりになった方)の好きだったレストランを予約しておく

①精進落としに代わるお弁当や、お食事代金をお渡しする

お弁当は斎場(葬儀場)に直接配達してもらうのがいいでしょう。

また、お弁当の代わりに「御膳料」として、お食事代金を包んでお渡しすることもあります。
御膳料をお渡しする場合の、包み方のチェック項目は以下の通りです。

  • 白黒または双銀の水引がついた不祝儀袋をご用意する
  • 表書きには「御膳料」と記載する
  • 金額は3,000円〜5,000円程度を目安にする

②個々で食事を取れるお店を案内する

斎場周辺で、お食事の取れる場所をリストアップしておくと良いと思います。
土地勘のない方も困らないよう、配慮が必要です。

③故人さまの好きだったレストランを予約しておく

家族葬であれば人数の把握が容易です。
あらかじめお店を予約しておくのもひとつの手です。

和洋中どれでもかまいません。
鯛や伊勢海老といったおめでたい印象を与えるお料理でなければ、大丈夫です。

ここで、精進落としをしない場合の対応方法について、特徴をわかりやすく比較表にまとめました。

対応方法特徴と注意点
お弁当のお渡しお持ち帰りいただけるため、時間を気にせずお召し上がりいただけます。
御膳料のお渡し現金でお渡しするため、お好みの食事を選んでいただけます。
周辺のお店の案内土地勘がない方のために、地図や定休日の確認が必要です。
レストランの予約故人さまの好きだったお店で、ゆっくりと思い出を語り合うことができます。

精進落としを省略する時の伝え方

ご葬儀の案内状に記載するのはもちろん、喪主挨拶でも再度きちんと言葉で伝えることを忘れないようにしてくださいね。

お伝えするタイミングの流れは以下の通りです。

  1. ご葬儀の案内状や訃報でお伝えする
  2. ご葬儀の受付時に再度お伝えする
  3. 喪主の挨拶の際にきちんと言葉で伝える

喪主挨拶の例文

~例文~

本来であれば法要後の席を設けるべきところですが、まことに勝手ながらご用意がありません。

ささやかながら折詰を用意させていただきましたので、お持ち帰りください。

こんな一文があればOKです😊

例え家族葬でなくても失礼にはあたりませんので、ご安心くださいね。

ここで、私たち葬祭プランナーから少しだけ実務的な補足をいたします。
当日の進行が慌ただしくならないよう、どのタイミングでご案内をするか、事前に私たちスタッフとお打ち合わせをしておくと安心です。
スタッフからご案内をサポートすることも可能です。

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精進落としに関するよくある質問

僧侶にも精進落としの代わりは必要ですか?

はい。お食事の席を設けない場合は、お布施とは別に「御膳料」として5,000円〜10,000円程度をお渡しするのが一般的です。

精進落としをしない場合、香典の金額は変わりますか?

参列される方が包むお香典の金額は、精進落としの有無によって大きく変わることはありません。お気持ちとしてお受け取りします。

遠方からの参列者が多い場合でも省略してよいですか?

省略しても問題ありません。ただ、遠方からの方にはお食事代として御膳料を少し多めにお包みするなど、より丁寧な配慮があると喜ばれます。

まとめ:精進落としはしない場合でも心遣いを忘れずに

精進落としをしない場合でも、決してマナー違反や失礼にあたることはありません。
ご不安に思われる方が多くいらっしゃいますが、代わりとなるお弁当のご用意や、丁寧なご案内があれば大丈夫です。

この記事を監修した葬儀のプロよりコメント

心遣いを忘れなければ、あまり深く考えなくて大丈夫
それほど遠くもない昔は、お通夜を行った後に告別式と2日連続で行われる葬儀が一般的でしたが、近年では1日で完結する1日葬や直葬が主流となり、葬儀の簡略化が進んできています。

特にコロナ禍で大人数で食事をすることがはばかれる時代を経て、精進落としも必ず行わなければならないものではなくなりました。

代わりとなる心遣いがあれば、難しく考えずに省略もアリだと僕は思います。

ご心配なことがあれば、まずはご相談ください。
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