通夜振る舞いでの挨拶【そのまま使える例文付き】

通夜振る舞いの挨拶でなんて言えばいいのか分からない。うまく喋れるか心配だ。という場合は、ご紹介する例文をそのまま話してもかまいません。参列の御礼を忘れずに、簡潔、丁寧に話せばOK。難しく考えなくても大丈夫ですよ。
本記事の例文をそのまま読み上げるだけで、失礼のない立派な挨拶ができます。

この記事はこんな人におすすめ

  • 通夜振る舞いでの挨拶文で悩んでいる
  • 人前で話すのが苦手
  • 挨拶の例文が知りたい
目次

そもそも通夜振る舞いとは?

お通夜の後に参列者を招いて行われるお食事の席を「通夜振る舞い(つやぶるまい)」と呼びます。
故人様への供養と、弔問に訪れてくださった方々への感謝を伝えるための大切な場です。

項目概要
目的故人様を偲ぶこと、参列者へのお礼、お清め
形式大皿料理(お寿司やオードブル)を取り分ける形が一般的
所要時間おおむね1〜2時間程度

挨拶で気をつけたいマナー・注意点

お通夜の後に参列者を招いて行われる通夜振る舞い。普段から人前に立って話すことに慣れている人はそういません。どんな挨拶をしたら良いのか、タイミングは?どうしよう。初めての喪主だと本当に色々と悩んでしまいますよね。

ポイントは簡潔、丁寧に。参列いただいた方にお礼の気持ちを込めれば短い言葉でも大丈夫です。

これだけ押さえておけばOKの例文をご紹介します。

挨拶文を考えるうえでの注意点
例文をそのまま話しましょう。オリジナリティを出す必要も、ウケや感動を狙う必要もありません。ご葬儀ですから、無難が一番。
少し故人様の特徴に触れるだけでも、形式的な挨拶から心のこもった挨拶になりますよ。

挨拶文を考える上で気を付けたい注意点が2つあります。

① 2~3分程度を目安に分かりやすく簡潔に

通夜振る舞いの時間は1〜2時間。自分も食事をとらなくていけませんし、挨拶回りをすることを考えるとあまり時間はありません。
「ささやかですがお膳を用意させていただきました」「〇〇も生前好んで食べていた□□郷土料理を用意させていただきました」というように、挨拶では分かりやすく簡潔に。
2~3分程度を目安にお話しいただくのが理想的です。

② 悼み言葉は避ける

  • 死や終わりを連想させる不吉な言葉(四、消える、流れる)
  • 重ね言葉(ますます、だんだん、いよいよ)
  • 続き言葉(追って、もっと、さらに)

これらは忌み言葉とも呼ばれます。緊張して口走ってしまわないように頭に入れておきたいところです。

【タイミング別】通夜振る舞いでの挨拶の例文

挨拶のタイミングは3回。例文をご紹介します。
挨拶をするタイミングは3回あります。

  1. はじまりの言葉
  2. 挨拶回り
  3. おわりの言葉

そのまま使ってもOKな例文をご紹介します。

はじまりの言葉

本日はお忙しいところ、〇〇の通夜に参加いただきありがとうございます。
〇〇も皆様にお集まりいただいたこと、さぞ喜んでいると思います。
明日の葬儀は△△時から執り行う予定です。
よろしくお願い申し上げます。
ささやかではございますが、別室にてお食事をご用意させていただきました。
時間の許す限り故人との思い出話などをお聞かせいただければと存じます。
本日は誠にありがとうございました。

ポイント

  • 葬儀への参列の御礼
  • 告別式の案内
  • 食事の案内

がちゃんと入っていればOKです。
故人様との思い出も少し盛り込めばさらに良し!

挨拶回り

通夜振る舞いの間、参列者のテーブルを回って1人1人に挨拶をしたり、お酌をします。

決まった例文はありません。
故人様との思い出話を聞いたり、話すことが無ければ参列のお礼を言うだけでも大丈夫です。
1人とあまり長い時間話し込んでしまうと、全員に挨拶ができなくなってしまいます。
「また今度ゆっくりお話聞かせてください」と、ほどほどのところで引き上げてくださいね。

おわりの言葉

本日はご多忙にもかかわらず、〇〇のためにお集まりいただきありがとうございました。
おかげさまで、滞りなく通夜を終えることができました。
〇〇との思い出話も名残惜しいところですが、遠方からお越しの方もいらっしゃいますので、この辺りでお開きとさせていただきたいと思います。
なお、明日の告別式は△△時から執り行います。
ご都合がよろしければご参列のほどよろしくお願い申し上げます。
本日は遅くまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
お帰りの際は、お気を付けください。

ポイント

  • 通夜振る舞いに参加してもらった御礼
  • 葬儀が無事に終わった報告
  • 告別式の案内

がちゃんと入っていればOKです。
労わりの言葉も忘れずに。

葬儀社ならではの一次情報!通夜振る舞いの実務と宗派の配慮

ご挨拶の言葉選びには、宗派による違いも影響します。例えば、仏教の多くの宗派では「ご冥福をお祈りいたします」という言葉を使いますが、浄土真宗では「冥福」という概念がないため使いません。参列者側としてお声がけする際も注意が必要です。

また、近年の通夜振る舞いでは、大皿料理ではなくお持ち帰り用の折詰弁当(お持ち帰り膳)をお渡しするケースや、感染症対策でお食事の時間を短縮するケースも増えています。
もしご挨拶のタイミングや声かけのきっかけが掴めない場合は、遠慮なくはばたきグループのスタッフにご相談ください。最適なタイミングで司会者がマイクをお渡ししたり、皆様へのご案内を代行するなど、しっかりとサポートいたします。

よくある質問

返答だけでも非日常で悩まれますよね。参列者から「ご愁傷様です」と言われたらどう返事をすればよいですか?

返答だけでも非日常で悩まれますよね。

葬儀の際にご遺族様は「ご愁傷様です」とよく言われるかと思います。不幸があったときには一般的に使われる言葉ですが、なんて返事をすれば良いのか分からなくて困ってしまうフレーズでもありますよね。 とっさに「ありがとうございます」と返してしまいそうですが、その場合は「お気遣い(ご丁寧に)ありがとうございます」や「恐れ入ります」「痛み入ります」と、返答すると良いです。

喪主以外の親族が挨拶を代行してもよいですか?

基本的には喪主がご挨拶を行いますが、ご高齢であるなどご体調に不安がある場合は、別の親族(長男やご兄弟など)が代行しても全く問題ありません。その際は「喪主に代わりまして、ご挨拶申し上げます」と一言添えると丁寧です。

挨拶回りの際にお酌は必ずしなければなりませんか?

以前はお酒を振る舞うのが一般的でしたが、お車でご来場されている方や、アルコールを飲まれない方も多くいらっしゃいます。お酌は必須ではなく、お茶をお勧めしたり、お礼の言葉をお伝えするだけでも十分なご挨拶となります。

通夜振る舞いの挨拶まとめ

通夜振る舞いでの挨拶は、参列してくださった方々へのお礼と、明日行われる告別式のご案内を伝える大切な役割があります。
緊張して言葉に詰まってしまっても、故人様を悼むお気持ちや感謝の心はしっかりと伝わります。無理に気の利いたことを言おうとせず、ご紹介した例文を活用して、簡潔で丁寧なご挨拶を心がけましょう。
ご不安な点があれば、いつでも葬儀スタッフにお声がけください。

関 友宜 はばたきグループ 事業責任者
監修者

関 友宜
はばたきグループ 事業責任者

葬儀業界10年以上。対応した葬儀施行件数は2000件以上。
現在は神奈川県の葬儀社「はばたきグループ」の事業責任者として、お客様の理想の葬儀をお手伝いしております。培った専門知識や経験をもとに、神奈川県の葬儀に役立つ情報をご提供します。