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昔は当たり前に行われていた葬儀に関するしきたりや慣習も、今では省略されることが多くなってきました。やる/やらないはご遺族様次第です。
この記事はこんな人におすすめ
葬儀にまつわるさまざまな風習やしきたりは、今では省略されることが多くなりました。
当社で執り行うご葬儀の場合、お通夜や告別式すらしないケースがなんと約40%です。
それでご親族とトラブルになったという話もあまり聞きません。
僕の個人的な意見に過ぎませんが、意味を感じないことは、しなくていいと思うんですよね。昔は昔。今は今。
どこかに「昔ながらの文化が失われる」と嘆く声があるのかもしれませんが、別にあなたのご葬儀で文化継承の責を負う必要はありません。
「昔はこうだった」という話をよくよく聞いてみれば、意外と最近のこと(要は親世代がそうしたというだけのことで、祖父母世代はまた違う常識)だったりします。
時代が変われば慣習も変わるのが自然です。
必ずやらなければいけないことと言ったら火葬ぐらいのもので、どういった葬儀にするかはご遺族様次第です。
その古いしきたり、あなたはやる?やらない??
ぜひ自問自答しながら読み進めてみてください😊


昔は多くの弔問客を受け入れる一般葬が主流だったため、遠方から来る人のために斎場の離れた位置から看板を出して葬儀場への案内をするのが一般的でした。
近年では家族葬や一日葬が増え、「数人だけの家族葬だから案内は要らない」「近所の人に知られたくない」と言った理由から、看板を出さないケースが増えてきました。
70代でもスマホの普及率は8割越えてますから、スマホを持っている相手ならメールやLINEでGoogleマップを送れば済む話。むしろそちらの方が親切かもしれません。


納棺式は、それまで布団に寝ていた故人様を棺に納める儀式です。
ご遺体に触れることができる最後の機会であり、死を強く実感する場面でもあります。
親族が立ち会うのが一般的ですが、悲しみが深く直視できないというケースもあります。
そういう場合は、葬儀社のスタッフのみで行います。
納棺師を依頼しない場合は、お着替えやメイクもしないため本当に棺にお納めするだけとなります。必要とする時間も短いですし、わざわざ人を集めてしなくてもいいか、と省略されることも多いです。
安置所から火葬場へ直行の直葬や、指定の時間に火葬場に集まる火葬式では、ご遺族様と納棺式を行うことはありません。
釘打ちとは、ご遺族によって棺に蓋をして釘を打つ儀式です。
地域によって風習が違いますが、石を使って故人様と関係の近い方から2回ずつ釘を打っていく方法が知られています。
最後に葬儀社が金槌を使って完全に釘を打ち込むため、ご遺族様はパフォーマンスで大丈夫です。
近年では省略されるようになってきた風習のひとつです。
元々、釘打ちは火葬場まで棺を担いで行っていた時代に、バランスを崩して棺の蓋が開かないように行われていたもの。
現代では霊柩車もありますし、横浜市の公営斎場なら火葬場が併設されているため、釘打ち自体の意味が薄れてきています。
死という穢れを祓う目的、死を受け入れるためという説もあります。
生者と死者を分かち前を向くことは必要ですが、別れを強く感じる少し酷な儀式かもしれません。
横浜市ではありませんが、一部の地域では少し変わった葬儀の風習が残っているのでご紹介します。
通夜振る舞いの席で話のネタにしても、実際に行うのもありです。
納棺式の際に、豆腐一丁を参列者全員で回し食べするそうです。
角が立たないようにという意味から、豆腐の四つ角から順番に食べ進め、最後の人が食べきります。
参列者の人数によって食べる量が変わるので、極端に少ない/多い場合は気を使いますね😅
出棺前に500円玉やお菓子を配り、火葬中にはお赤飯を食べます。
これは故人様が80歳以上だった場合に、長寿を全うしたという意味で行われる儀式です。
郊外や農村部で行われているそうです。
大往生を讃えるのは不謹慎なことではありません。和やかなご葬儀になりそうですね。


関 友宜
はばたきグループ 事業責任者
葬儀業界10年以上。対応した葬儀施行件数は2000件以上。
現在は神奈川県の葬儀社「はばたきグループ」の事業責任者として、お客様の理想の葬儀をお手伝いしております。培った専門知識や経験をもとに、神奈川県の葬儀に役立つ情報をご提供します。
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