自由葬とは?具体的な流れと費用の相場【宗教色なし】

自由葬をご検討されているものの、どんな流れで進めればよいか、そもそも何を考えれば良いかわからない方が大半です。ご不安に思われる方が多くいらっしゃいますが、ご心配なことがあれば、まずはご相談ください。

ご葬儀は形式にこだわる必要はなく、故人さま(お亡くなりになった方)やご遺族(お亡くなりになった方のご家族)のお考え次第で自由に執り行うことができます。本記事では、具体的な流れや費用について解説します。

この記事はこんな人におすすめ

  • 信仰している宗教がない方
  • 自由な形式でのご葬儀を検討している方
  • 適したご葬儀の形を模索している方
目次

宗教色のない自由葬の形とアイデア

信仰している宗教がない場合は、なんとなく仏教形式(仏教葬)で行う方が多いのが現状です。しかし、ご葬儀は形式にこだわる必要はありません。故人さまやご遺族のお考え次第で、自由にやって良いのです。

自由葬とは、その名の通り自由な形式のご葬儀のことです。斎場(葬儀場)の決まりを守れば、何をしても良いのです。

故人さまの趣味や特技を活かして、カラオケを通じたお見送りや、音楽の生演奏、キャンドルに火を灯すような形もあります。
とは言え「仏教形式の流れは何となくわかるけど、自由葬はどんな流れでやればご葬儀としてそれらしくなるのだろう?」とご不安に思われる方が多くいらっしゃいます。まだまだ仏教形式の割合は多く、参列する機会も少ないですよね。

一般的な自由葬の流れと所要時間

自由葬それぞれが個性的なためまったく同じにはなりませんが、よくある一般的な流れをご紹介します。所要時間は、お通夜が1時間程度、告別式が1時間程度です。ゆっくり過ごしていただけますよ。

何度も言いますが、自由葬は自由なのでこの流れにこだわる必要はありません。仏教形式の場合と比較しながらご紹介します。

  1. 弔問客の受け付け:決まった時刻に弔問(亡くなった方のご遺族を訪ねてお悔やみを伝えたり、ご葬儀に参列してお悔やみを述べること)にいらした方々が集まります。仏教形式ではこの際に受付でお香典をいただきます。返礼品のお渡しに漏れが生じにくいので、自由葬でも受付時がいいでしょう。お別れ会(ご葬儀とは別で、故人さまと生前の交友関係のあった人々が集まり、お別れを偲ぶための会)なら会費制にしても良いと思います。
  2. ごあいさつ:司会進行役が会葬者にお声がけし着席をお願いします。いよいよご葬儀が始まります。司会進行役は、葬儀社に依頼できます。ご遺族の方がされてもかまいません。
  3. 黙祷:仏教形式では僧侶による読経が行われる場面です。もちろん無くてもOK。自由です。
  4. 親族のあいさつ:喪主や親族は自由葬ならではの自由な挨拶をしてくださいね。
  5. 故人さまを偲ぶ演出(なくてもOK):スライドショーや合唱などアイデア次第です。生前の元気だった頃の動画や写真を上映すると、思い出がまざまざと蘇るのではないでしょうか。
  6. 弔辞:故人さまへ向けたお別れの手紙です。当日いきなり言われてスラスラ話せる人も少ないと思うので、事前に故人さまと親しかった数名にお願いしてくださいね。
  7. 弔電の紹介:多い場合は数を省略することもあります。
  8. 献花や献奏:仏教形式ではお焼香をする場面です。弔問にいらした方がお焼香の代わりにお花を供えたり、キャンドルに灯をともしたりします。仏教形式ではお焼香の時は読経を行いますが、自由葬では音がありませんから、故人さまの好きだった音楽を流すのもいいでしょう。もちろん最初から最後まで音楽を小さく流していてもいいですね。
  9. 喪主の挨拶:参列してくださった皆様にお礼と共に締めのあいさつをします。
  10. 閉式:お帰りについてご案内します。お食事(通夜振る舞い)をするかしないか、そもそもお通夜を行うのか。そういったことも自由に決められます。ただし、返礼品(御礼品)や、お香典返しは必ず行ってくださいね。

実務でのワンポイント
当日の段取りとして、司会進行をどなたが担うか、どのタイミングで音楽を流すかなどを、事前に葬祭プランナーと細かくお打ち合わせしておくと当日もスムーズに進行できます。

自由葬の気になる費用の内訳と相場

自由葬の費用は演出によるところが多いため、本当にさまざまです。一般的には80〜150万円くらいが相場だと言われていますが、参列者を家族のみにした小規模な家族葬であれば50万円程度で行うこともできます。

仏教形式を行う場合、必ず僧侶をお招きします。お布施としてお渡しする読経料や戒名料、お膳料やお車代を合わせると約20〜50万円かかります。高いランクの戒名をいただくと、桁が変わってくることも……。

自由葬で戒名が必要ないのなら、この代金がまるまるかかりません。かなり大きい額なので、予算に限りがある場合にも自由葬はおすすめですね。

一都三県でご葬儀を承るはばたきグループでは、追加料金がかかりにくいため、低く抑えた費用で高品質なご葬儀をご提供しております。ご意向や状況をお聞きの上、最適なご葬儀をご提案しますので安心してお尋ねください。

プラン名費用の目安(税抜)
直葬お任せプラン129,800円〜
火葬式プラン159,800円〜
一日葬プラン349,800円〜
家族葬プラン449,800円〜

さらに詳細を知りたい方はこちらからご覧いただけます。ご葬儀のプラン一覧

しかし演出にこだわれば、際限なく高額にもなります。これは結婚式と同じです。例えばプロの演奏家を招いて演奏したいなら、公営斎場(市や区が運営する斎場)では音楽の生演奏が行えないことが多く、民営斎場(市や区ではなく、民間企業が運営する斎場)で行うことになります。式場(ご葬儀を行う部屋)の費用が上がってしまうので、ご注意ください。

他にも故人さまが好きだったからと季節外れのお花を大量に飾ったり……こだわると切りがありませんよね。気付いたら高額になっていた、なんてことがないように打ち合わせは念入りにしてくださいね。

仏教形式との違いと自由葬のチェック項目

自由葬と仏教形式の主な違いは以下の通りです。

項目仏教形式自由葬
儀式の中心僧侶による読経・お焼香献花・音楽・お別れの言葉など
宗教者への謝礼お布施・戒名料が必要不要
形式の自由度宗派ごとの決まりがある自由に企画できる

自由な形式でご葬儀を執り行うにあたり、以下の点を事前に確認しておくと安心です。

  • 菩提寺(代々お世話になっているお寺)がある場合、お寺の許可なく自由葬を行うとお墓に納骨できなくなる懸念されることがあります。事前にご相談ください。
  • ご親族の中には伝統的な形式を重んじる方もいらっしゃいます。事前にしっかりとご説明し、理解を得ておくことが大切です。
  • ご案内の際、自由葬であることを明記し、平服でお越しいただくかどうかの指定をお伝えすると親切です。

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自由葬の流れに関するよくある質問

自由葬でもお香典は受け取って良いのでしょうか?

はい、お受け取りいただいて問題ありません。ご家族のご意向で辞退されることもありますが、お受け取りになる場合は必ずお香典返しをご用意ください。

無宗教でのご葬儀に参列する際、どのような服装が良いですか?

基本的には一般的なご葬儀と同様に喪服で問題ありません。ご遺族から「平服で」とご案内があった場合は、派手ではない落ち着いた服装をお選びください。

安置から火葬までの日数はどれくらいかかりますか?

お亡くなりになってから24時間は火葬できないと法律で定められております。安置(お亡くなりになった方を、火葬の日まで安静にさせること)の期間は火葬場の空き状況によりますが、数日から1週間程度お待ちいただくこともございます。

この記事を監修した葬儀のプロよりコメント

これからは自由葬が増えてくる時代です
多様化の昨今。葬儀のあり方もだんだんと変わってきました。

菩提寺との付き合いに疲れてしまったり、無宗教者が増えてお寺離れが進みつつあることも一因でしょう。

自由葬は故人様や遺族様のご希望通りに葬儀を執り行うことができます。葬儀社は全力でサポートするのみ😊

仏教葬から自由葬が主流となる時代もそう遠くはないかもしれませんね。

自由葬の流れと内容まとめ

自由葬は形式にとらわれず、故人さまやご家族のお気持ちを大切にしたお見送りができるご葬儀です。何を考えれば良いかわからないなど、ご心配なことがあれば、まずはご相談ください。私たちがお気持ちによりそい、後悔のない温かなお別れのお手伝いをさせていただきます。