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悲しいことにご遺体の変化はご逝去されてすぐ始まるため、自宅で安置する場合にはいくつかの注意点があります。大切な故人様とゆっくり最後の時間を過ごすためにも、安置に適した部屋を用意しましょう。
この記事はこんな人におすすめ
最近はご自宅での葬儀自体が少なくなりましたが、自宅で葬儀を行う場合は自宅安置を選ぶ方が多いです。
また、自宅以外の場所でご逝去された場合も、一度お家に帰宅させてあげたいと自宅安置を希望される方がいらっしゃいます。
自宅安置は故人様との最後の時間をゆっくりと過ごせるメリットがあります。
しかし、専門のスタッフが常駐するわけではないため、注意も必要です。
まずは自宅安置に適した部屋があるかをチェックしてください。気を付けたいポイントも併せてご紹介します。
自宅に安置に適した部屋があるかで、自宅安置が可能かどうかが決まります。
チェックすべきポイントをご紹介します。
マンションの場合はエレベーターにトランク(エレベーターのカゴの奥の壁にある、運搬スペース。普段は扉に鍵が掛かっており、開くと奥にスペースが現れます)があるかどうかがポイントです。
また、ご遺体をストレッチャーに乗せて移動することを前提に、玄関から部屋までの動線を確認してください。間口は十分か、階段の角度、廊下の幅も確認します。
葬儀社に相談してもいいでしょう。
棺は意外と大きいです。枕の上に多少は空きが必要ですし、つま先が伸びた状態を考慮すると、身長より15㎝程度大きくないと窮屈な印象になります。
ご遺体の安置には、2畳ほどのスペースが必要と考えればいいでしょう。弔問客がいらっしゃる予定なら、お部屋の広さは6畳はあると良いですね。
仏間がない場合は、和室を選ぶ方が多いです。映画やドラマでは畳と布団のイメージですが、それにこだわらなくても大丈夫。
和室である必要はありませんし、ベッドでもかまいません。故人様が生前過ごされていたお部屋もいいですね。
空調の効きがよいよう、しっかり閉められるお部屋がおすすめです。
扉で仕切ることができない広いリビング、吹き抜けのある空間などはおすすめしません。
最も気を付けたいのが、空調です。
特に夏季にはご遺体の腐敗を遅らせるために空調設備が必須となります。
いくらドライアイスで身体を冷やしていても、室内が暑ければ意味がありません。
18度以下になるように調整してください。
ご遺体は乾燥しやすく、保湿が必須となります。
だからと言って、部屋を加湿器で潤す必要はありません。
エアコンでお部屋が乾燥気味でも、加湿は行わないでください。
ご遺体の腐敗が進んでしまうかもしれません。
神棚がある場合は扉を閉めてテープで半紙を貼ります。
神道では死を穢れとしているため、扉を閉めることで穢れを入れないようにします。これがいわゆる神棚封じです。
神棚封じは自宅安置の期間だけでなく、四十九日の忌明けまで行います。
その間はお供えなども行わずに扉は閉じたままにしておいてくださいね。


関 友宜
はばたきグループ 事業責任者
葬儀業界10年以上。対応した葬儀施行件数は2000件以上。
現在は神奈川県の葬儀社「はばたきグループ」の事業責任者として、お客様の理想の葬儀をお手伝いしております。培った専門知識や経験をもとに、神奈川県の葬儀に役立つ情報をご提供します。
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