菩提寺に納骨を断られた!どうする!?

菩提寺に納骨を断られた!どうする!?

コンパクトな葬儀を快く思われない菩提寺も一定数いるため、直葬や火葬式を執り行ったことで納骨を断られてしまうことがあります。そういった場合、お骨はどうしたら良いのか。いくつか選択肢をご紹介します。

この記事はこんな人におすすめ

  • 菩提寺に納骨を断られた
  • コンパクトな葬儀を検討している
  • 納骨の選択肢が知りたい
目次

 選択肢はいくつかあります

菩提寺に納骨を断られる。そんな不人情なことが本当にあるの?家が入檀料を収めているし、寄付だってちょくちょくしてきたのに?と思われる方もいるかもしれません。
残念ですが、ありえます。
これは昔から言われていることです。
Yahoo!知恵袋などでも、ちらほらと納骨拒否に関する質問があります。

信仰心もお寺との付き合いもないのに、お墓だけ貸してくださいという人をお寺が拒否するのは、もっともだと思います。お寺は信徒の心のよりどころであって、遺骨を預かるロッカーではないのですから。

しかし、戒名を別のところで付けた、法要に呼ばなかった、相談なくコンパクトな葬儀をやった、という理由で納骨を断るケースがあるんです。
要するに、気に入らないから嫌がらせをすると😰
……残念な話です。

断られてしまった場合の選択肢をいくつかご紹介します。

他の場所に納骨する

菩提寺にこだわらなければ、選択肢がないわけではありません。
納骨は他の場所にもすることができるので、ご安心くださいね。

●納骨堂

納骨堂はお墓のように野外ではなく建物の中に納骨するタイプの施設です。
いわゆるマンション型のお墓がこれにあたります。

家族で入ることもできますし、一人で入ることもできます。
契約期間が決まっていて、更新料を支払うことで永代供養が続いていきますが、継承者がいなくなった(更新されなかった)時点で合祀墓に移動されて供養されるのが一般的です。
横浜市では公営の納骨堂もあります🕯

首都圏では墓地が足りていないので、こういった一ヵ所にたくさんの納骨ができる納骨堂は増えていくのかもしれませんね。

●公営墓地

都道府県や市町村が所有し、運営、管理している墓地です。
横浜市では年に1回、抽選が行われます。
抽選から利用が決定して納骨までに半年ほど期間がかかるようなので、すぐには納骨できないのでそれまでは骨壺をご自宅で保管してください。
管理料が安いため、人気があります。

●新たに別のお寺の檀家に入る

檀家に入ることを入檀と言います。ご自身で改めて仏教について調べ、賛同できるお好きな宗派を選んで入檀するのもいいでしょう。どこでも受け入れてくれるわけではなく、新たな檀家さんの受け入れを停止しているお寺もありますから、まずは問い合わせることが必要。
墓地がないという理由で断っているお寺もあるので、断られてもめげずに。
なお、入檀には、入檀料がかかります。

 納骨をしないという手もある

実は納骨しなくてもかまいません。納骨方法についての法律もありません。

●散骨する

元東京都知事の石原慎太郎さんも、遺言通りに海で散骨をされて話題になりましたよね。
散骨は私有地、公海上、管理された墓所で行えます。
粉砕して遺骨であることが分からない状態にしないと、違法となる場合があるのでご注意ください。

●手元供養する

骨壺を自宅に置いて保管する方法もあります。
たとえば浄土宗や真宗では、輪廻転生よりも阿弥陀仏への信仰を重視するため、お墓に入ることにこだわる必要はないという考え方があります。
お墓に入れないと成仏できないぞなんて、お釈迦様はおっしゃってないのです。
(葬儀や埋葬といった儀礼を重視する宗派もあります)
故人様をより身近に感じられることもメリットです。

この記事を監修した葬儀のプロよりコメント

ご遺族様に合った方法で供養してあげてください

菩提寺に納骨を断られても、終わりではありません。選択肢は沢山あります。
お墓に入っても、自宅で保管されても、供養していくのは残されたご遺族様です。
ご遺族様の最良な方法が見つかると良いですね😊

関 友宜 はばたきグループ 事業責任者
監修者

関 友宜
はばたきグループ 事業責任者

葬儀業界10年以上。対応した葬儀施行件数は2000件以上。
現在は神奈川県の葬儀社「はばたきグループ」の事業責任者として、お客様の理想の葬儀をお手伝いしております。培った専門知識や経験をもとに、神奈川県の葬儀に役立つ情報をご提供します。