末期の水とは?行う時期と家族の作法を解説

末期の水は、臨終の際に口元を水で湿らせる弔いの慣習で、「死に水を取る」ともいいます。行う時期や道具、参加する人は宗教・地域・施設によって異なります。行わない選択も尊重されます。

関 友宜 はばたきグループ 事業責任者
監修者

関 友宜
はばたきグループ 事業責任者

葬儀業界10年以上。対応した葬儀施行件数は2000件以上。
現在は神奈川県の葬儀社「はばたきグループ」の事業責任者として、お客様の理想の葬儀をお手伝いしております。培った専門知識や経験をもとに、神奈川県の葬儀に役立つ情報をご提供します。

目次

末期の水の意味と行う時期

最期の水を供え、安らかな旅立ちを願う意味が込められています。以前は息を引き取る直前に行う例もありましたが、現在は医師による死亡確認の後に、家族が口元を湿らせる形で行うことがあります。

医療機関の処置や宗教上の考え方によっては行いません。家族が希望する場合は、看護師や葬儀社に時期と方法を相談します。

一般的な行い方

水を含ませた綿棒や小さな布などで、唇を軽く湿らせます。口の中へ多量の水を流し込む行為は避け、施設の担当者や葬儀社の案内に従ってください。

故人との関係が近い方から順に行う慣習もありますが、順序にこだわりすぎず、参加したい家族の気持ちを大切にします。

行わない場合と他のケアとの違い

家族の宗教観や故人の希望により、末期の水を省略しても構いません。エンゼルケアは身体を清潔に整える死後のケア、湯灌は洗い清める儀式・サービスであり、末期の水とは目的が異なります。

よくある質問

臨終に立ち会えなかった家族も後から参加できますか?

病院で行えなかった場合、安置先で行うこともあります。希望があれば、故人の状態や宗教上の考え方も踏まえ、葬儀社に相談してください。

子どもも末期の水に参加できますか?

家族が希望し、施設が認める場合は参加できます。無理に勧めず、本人の気持ちを確かめましょう。

関連する言葉

臨終、エンゼルケア、湯灌、納棺