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最近は、本当にお葬式は簡略化する方が多いです。弊社での調べですが、なんと一番多いのがセレモニーなしの火葬式なんです。立派なお葬式をあげないと親戚の目が、菩提寺との関係が気になる……なんて時代は終わりつつあるのかもしれません。
この記事はこんな人におすすめ
これからお話しするのは、あくまでも弊社での実績に基づくものです。
弊社は横浜の葬儀社なので、大都市という土地柄は大いに関係があります。
しかし、それを念頭に置いても全国的に似た流れがあることは、葬儀業界を見ていると感じます。
火葬のみ 40%(火葬のみ)
一日葬 30%(告別式を行うお葬式。公営斎場を使用)
二日葬 25%(お通夜と告別式を行うお葬式。公営斎場を使用)
一般葬 5%(お通夜と告別式を行うお葬式。民間斎場やご自宅を使用)
「一般葬」という表現が独特で申し訳ありません。
弊社では一日葬、二日葬はともに火葬場に葬祭ホールが併設されている公営斎場を利用して行っています。
そこを使わず、民間の葬祭ホールやご自宅をセレモニーの会場とするお葬式を一般葬と呼んでいます。なぜ区別するかというと、料金が違うからです。
火葬場と葬祭ホールが併設された公営斎場ならご遺体の移動に搬送車料は必要としませんし、参列者の移動のためのマイクロバスも必要ありません。
公営斎場の葬祭ホールを使わないのは、参列者数が100人を越える場合、ご自宅でのお葬式にこだわりがある場合などです。
横浜市の公営斎場ですと一番大きい葬祭ホールを持つ北部斎場で一室最大100席なので、社葬のような人数が読めない場合は、もっと大きな葬祭ホールを用意することがあります。
直葬と聞くと、宗教儀礼は何もできないと思うかもしれませんが、お坊さんを呼んで炉前読経はしていただくことができます。
最後のお別れの際に、棺に思い出の品を入れたりすることもできますよ。
火葬のみで最後のお別れをする方が、本当に多いことがわかりますよね。
背景には、やはり核家族化があります。都市部への人口移動がピークを迎えたのは60年代から70年代にかけての高度経済成長期。その時移動した団塊世代が55歳から75歳、地方に残ったその親世代は75歳から95歳くらいです。
都会に腰を落ち着けた団塊世代の子どもも都会に残るパターンが多いですから、この先、菩提寺とのつながりが薄い方は急増するはずです。
新たに屋内施設型の納骨堂を選択する方、墓じまいをしてお墓を持たない選択をする方が増えたことも、都市部ならではの「ご葬儀縮小」に拍車をかける要因。
また、遠方からご高齢の親族に来てもらうのが忍びないという理由もよく耳にします。
価値観が多様化し、宗教儀礼を廃したお葬式も一般的になってきました。
このように、横浜では直葬がとても多いです。
立派なお葬式にこだわらない、慣習ではなく自分たちらしく見送りたいという選択はとてもいいと思います。
ただし、大々的にお葬式を行う慣習がある地域では、周囲の目が気になるかもしれません。
もし、直葬を咎める親族の声がありそうなら、「葬儀は故人と家族の希望により密葬で行うことになりました。後日、ささやかですが偲ぶ会を行いますので、よろしければご参加ください」と連絡しましょう。
火葬と偲ぶ会(後日行う告別式のようなスタイルです)を分けて行うのは、メリットがあるのでおすすめです。
お亡くなりになった直後は、行政手続き、葬儀、故人様が契約していた諸々のサービスの把握から停止手続き、お墓の検討、最終的には相続にまつわる財産調査まで、やることが山積みです。
ドタバタの中で告別式をすると、後でああすればよかったこうすればよかったという点が出てくるもの。一段落してからなら、どんな会にしたいか考えられます。気持ちも落ち着きますから、来てくださった参列者ともゆっくりお話ができるでしょう。


関 友宜
はばたきグループ 事業責任者
葬儀業界10年以上。対応した葬儀施行件数は2000件以上。
現在は神奈川県の葬儀社「はばたきグループ」の事業責任者として、お客様の理想の葬儀をお手伝いしております。培った専門知識や経験をもとに、神奈川県の葬儀に役立つ情報をご提供します。
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