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法要とは、ご家族などこの世に残された者が故人の冥福を祈って供養する仏教の行事。僧侶を招いて読経いただき、参列者は焼香をして故人を偲びます。法要の行い方についても詳しく見ていきましょう。どこでどのような法要を行うのか、どのような準備をすればよいのかや法要に参加する時の服装や持ち物も確認しましょう。
この記事はこんな人におすすめ
・忌日法要: 死後49日目までに行われる法要の総称。初七日法要などが含まれる
・月忌法要: 月命日に行われる法要。月参りとも呼ばれるが行われないことも多い
・年忌法要: 忌明け以降に行われる法要。一周忌や七回忌、十三回忌などがある。
これらの法要は、亡くなった人の霊が極楽浄土へと導かれることを願い、定期的に執り行われます。
法要は一般的に寺院で行われることが多いです。特に菩提寺が近くにある場合は、そちらで法要を執り行うことが一般的です。しかし、菩提寺が遠方にある場合は、葬儀社から寺院を紹介してもらうことも可能です。
また、場合によっては寺院が利用できない場合や大規模な法要を行う場合には、斎場などを利用することもあります。葬儀や法要の形式は時代とともに変化していますので、会場選びに迷った場合は、葬儀社などに相談することが良いでしょう。
法要を行う際には、いくつかの準備が必要ですので、事前に確認しておくことが重要です。以下に一般的な準備事項をご紹介いたします。
基本的に命日に合わせて行いますが、平日に当たる場合は直前の週末や祝日に繰り上げることがあります。また、命日を過ぎての法要はよくないとされているので、どうしても延期しなければならないときは事前にその旨を参列者に話しておきましょう。
法要の場所は、何回忌の法要かや地域の習慣、また菩提寺との関係性によって異なる場合があります。一般的な傾向として、七回忌までは斎場や菩提寺で法要を執り行い、それ以降は自宅で行うことが一般的です。そして、最後の法要となる弔い上げは、多くの場合は菩提寺で行われるようです。また、菩提寺をもっていない場合は、葬儀社に依頼して僧侶を手配してもらうことも可能です。
法要後に会食を行う場合は、料理の準備も必要です。お店を予約する場合は、レストランや料亭などを利用すると便利です。ご自宅での法事の場合は、仕出し料理を頼む方法もあります。もし会食を行わない場合でも、参列者に持ち帰ってもらう仕出し弁当を手配することができます。
参列者に十分に余裕を持って案内状を送付します。案内状には、以下の情報を記載するといいでしょう。
案内状の冒頭には故人のお名前と何回忌の法要であるかを明記します。故人を偲び、供養する法要の目的を参加者に伝えるためです。
法要の日時と場所を明確に案内します。日時に関しては年月日と時間を、場所に関しては詳細な住所や施設名を記載します。参加者が正確に場所と時間を把握できるようにします。
[お墓参りや会食の有無の案内]参列者にお墓参りや会食の有無についても案内します。お墓参りの予定や会食の有無によって、参加者の準備や予定の調整が必要となりますので、明確に伝えることが重要です。
もし参列者が平服で法要に参加することを希望する場合は、その旨も案内状に記載してください。参列者が服装を選ぶ際の参考となります。
[出欠確認と返信用はがきの提供]
参加の出欠を確認するために、返信用のはがきを案内状に添付しましょう。返信していただく期日も明記し、スムーズな出欠確認を行うことができます。
※案内状の書き方については、縦書きで句読点を使用しないのが一般的なマナーです。
参列者全員分の引き出物を用意するのが基本です。案内状の返信が届いた場合、参列者には引き出物(粗供養)を準備することが一般的です。引き出物は、感謝の気持ちを込めて参列者にお渡しする品物で、一般的には、「消えもの」と呼ばれるお茶やお菓子などの贈り物や、「日用品」として洗剤やタオルなどの生活用品が選ばれます。
お香典の金額が多い方に対しては、カタログギフトなどを併せてお渡しするケースもあります。
法要における「お布施」の相場は、一周忌では30,000円から50,000円、三回忌以降では10,000円から50,000円と言われていますが、僧侶や宗派によっても異なる場合がありますので、菩提寺や親族などにあらかじめ確認することをおすすめします。
もし斎場や自宅で法要を行う場合には、お布施に加えて「お車代」として5,000円から10,000円を用意し、僧侶が法要後の会食に参加しないときは「御膳料」として5,000円~10,000円を準備しておきます。
(1)参列者の着席
法事の前に、喪主や参列者は僧侶が到着する前に会場に集まり、着席します。席の配置は、喪主が一番前に座り、故人との血縁関係の近い親族から順に座るようにします。
(2)僧侶の入場
僧侶が会場に到着したら彼らを仏壇正面の席に案内します。
(3)喪主の挨拶
喪主は参列者に対して感謝の意を述べ、何回忌の法要であるかを伝え、法要の開始を告げます。
(4)読経
僧侶による読経が行われます。
(5)焼香
僧侶の合図に従って、故人との近しい親族から順に焼香を行います。
(6)説法
僧侶から参列者に向けて説法が行われます。
(7)僧侶の退場
法要が終了した後、僧侶がお墓参りや会食に参加する場合は、このタイミングで「お布施」と「お車代」を渡します。もし参加しない場合は、「お布施」と「お車代」に加えて「御膳代」も渡すようにしましょう。ただし、菩提寺で法要を行う場合は「お車代」は必要ありません。
(8)お墓参り
参列者でお墓参りを行います。ただし、お墓が遠方にある場合はお墓参りを行わないこともあります。
(9)会食
レストランの予約や葬儀社の会場での会食、または自宅での食事など、さまざまな形で会食が行われます。会食を行わずに仕出し弁当を持ち帰る場合もあります。
法事を行う際には、遺族側は原則として準喪服を着用されることが一般的です。参列者側は通常、ブラックフォーマルがふさわしいとされています。
男性の場合、ブラックスーツに白無地のシャツを合わせ、ブラックのネクタイを身に着けることが望ましいです。女性の場合は、ブラックのワンピースやスーツなどがおすすめです。
持ち物も葬儀のときと同様に香典や数珠などを用意する必要があります。また、ブラックのハンカチなどもあらかじめ準備しておくと良いでしょう。地域によっては、供え物を持参することがマナーとされている場合もありますので、事前に確認することをおすすめします。
法事や法要における香典の金額は、故人との関係によって異なることが一般的です。
香典として1万円前後と考えることが一般的です。夫婦や親子で参加する場合には、2万円から3万円を目安にするといいでしょう。
「法要」とは、「追善供養」とも呼ばれ、故人を偲び、寺院による読経や焼香などの仏教的な儀式を行うことを指します。一方、「法事」とは、法要と法要後の会食を含めた一連の行事を指す言葉です。


関 友宜
はばたきグループ 事業責任者
葬儀業界10年以上。対応した葬儀施行件数は2000件以上。
現在は神奈川県の葬儀社「はばたきグループ」の事業責任者として、お客様の理想の葬儀をお手伝いしております。培った専門知識や経験をもとに、神奈川県の葬儀に役立つ情報をご提供します。
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