お通夜をしない割合は?通夜をするか迷っている方へ|通夜なしのデメリット

お通夜をするかしないか迷っていませんか?結論からお伝えすると、お通夜をしない葬儀(一日葬)を選ぶ方の割合は近年増えており、はばたきグループでも全体の43%を占めています。

通夜をしないデメリットだけをまとめてみました。葬儀が終わった後に後悔してもどうにもなりません。葬儀は1度きり。通夜をするか迷っているなら、メリットばかりではなくデメリットもよく理解した上で判断してくださいね。

この記事はこんな人におすすめ

  • お通夜をやるべきか迷っている方
  • お通夜をしない葬儀の割合を知りたい方
  • お通夜をしないデメリットを把握したい方
目次

一日葬が選ばれる「割合」と背景

一日葬の割合は年々増えています

一般葬は1日目にお通夜、2日目に告別式に火葬と、2日間にわたって行われます。

通夜をしない場合は葬儀が1日で終わるので「1日葬」ということです。近年ではこの1日葬の割合が年々増え、当社では全体の43%が1日葬となっています。

なぜお通夜をしない人が増えているのでしょうか。その背景には、高齢化によってご遺族や参列者の体力的な負担を軽減したいという思いや、新型コロナウイルスの流行を経て「少人数で負担なくお見送りをしたい」という価値観の変化が影響しています。

ご葬儀の簡略化はもはや主流になりつつありますし、当社としては、ご遺族が無駄だと感じることを無理にする必要はまったくないとお話ししています。

1日で終われば費用も抑えられますし、労力も軽いです。ただし、場合によってはデメリットもあります。今回はこのデメリットを中心に解説します。

お通夜をしない一日葬と一般葬の違い

お通夜をしない「一日葬」と、従来通りの「一般葬」ではどのような違いがあるのでしょうか。以下の表にまとめました。

項目一日葬(通夜なし)一般葬(通夜あり)
日数1日2日
費用抑えやすい一般的な相場
遺族の負担少ない大きい
参列者の層主に親族やごく親しい方親族、友人、会社関係者など幅広く

このように、一日葬は遺族の負担を大きく減らせるのが特徴です。

お通夜を「しない」3つのデメリット

よく理解しておいてほしいデメリットがいくつかあります。
故人様の葬儀は1度きり。葬儀が終わってから後悔しても遅いので、きちんと確認してくださいね。

菩提寺や親族の理解が得られないかも

古くからの習わしを重んじる親族がいると、通夜を行わないことを不満に思うかもしれません。よく話し合って理解してもらうことが必要です。

話し合いで解決できないかもしれない相手が、菩提寺です。

コロナ禍を経て、葬儀の簡略化に理解を示してくれる僧侶も増えた一方で、厳しい考えの僧侶もいます。もし、菩提寺の言うところの「きちんとした葬儀」をしない場合、法要、戒名の授与、お墓に入ることまで拒否される例があるそうです。

仏教式の葬儀では僧侶が欠かせませんし、お墓に入ったら終わりではありません。お寺さんとは家が続く限り長いお付き合いがありますから、これは末代までの大問題です。

必ず菩提寺に確認をとるようにしてくださいね。

もし「お寺様へどのようにお伝えすればよいか分からない」とお悩みの場合は、ぜひ葬儀社のスタッフにご相談ください。はばたきグループでは、宗教者へのご案内の仕方や、トラブルにならないための段取りも手厚くサポートいたします。

自宅への弔問客が増えるかも

2日間あればどこかしら調整して弔問に訪れることができても、1日限り(それも限られた時間)となると、どうしても参列できない方が増えます。

そうなると後日、自宅で弔問客の対応をする可能性が出てきます。個別に時間を設けることになりますから、意外と大変。
ありがたい反面、疲れ果ててしまう……なんてことになりかねません。

これは故人様の生前の交友関係に大きく左右されるため、注意が必要です。

単純に時間が足りない

葬儀はご遺族様の心の整理をする時間でもあります。

最後のお別れとなる儀式が半分になってしまうため、もう少しお別れの時間をとればよかったという話も時折耳にします。また僧侶による法話を聞けない可能性もあります。火葬場は時間厳守なので……。

1日葬にかかる所要時間と段取り

当日の段取り(流れ)

1日葬にかかる所要時間は、トータルで多く見積もっても5〜6時間ほどで終了します。当日の基本的な流れは以下の通りです。

  1. 斎場に集合(ご遺族様は開場の1時間前にはお越しいただきます)
  2. 告別式(所要時間は約1時間ほど)
  3. 火葬(約2時間かかります)
  4. 会食・精進落とし(プラス1〜2時間。※火葬の待ち時間の間に行われる方もいらっしゃいます)

横浜葬儀社では火葬場が併設している公営斎場(横浜市南部斎場や戸塚斎場など)で葬儀を執り行うため、移動にかかる時間はあまりかかりません。

これをお別れの時間としては少なすぎると捉えるか、ご高齢の方やお子様にとっても半日で終わればありがたいと捉えるかは人それぞれだと思います🕯

よくある質問

お通夜をしない場合、香典はどうすればよいですか?

一般的には、告別式の当日に受付でお渡しいただきます。一日葬では香典を辞退されるご遺族も多いため、事前に葬儀の案内状などで「香典辞退」の旨が書かれていないか確認することが大切です。もし告別式にも参列できず後日ご自宅へ弔問に伺う場合は、その際に持参されると良いでしょう。

家族葬でお通夜をしない場合、僧侶は呼べますか?

はい、お呼びいただけます。一日葬であっても、告別式の際に僧侶にお経をあげていただくのが一般的です。ただし、お寺によっては「お通夜からしっかり読経を行うべき」というお考えを持つ場合もあります。そのため、読経の長さや内容は、お付き合いのある菩提寺と事前にご相談ください。

お通夜をしない場合、故人とのお別れの時間はどうなりますか?

一般葬と比べて短くなります。告別式の前や火葬の待ち時間に少しのお別れ時間はありますが、ごく限られた時間です。もし「もっとゆっくりお別れしたい」とお考えであれば、ご自宅へのご安置期間を長めに取ったり、通夜を行わなくてもご遺族だけで夜通し付き添う「付き添い安置」を検討したりするのもひとつの手です。

まとめ:お通夜をしない判断は慎重に

この記事を監修した葬儀のプロよりコメント

お通夜をするかしないかはご遺族様次第です。
通夜をしないデメリットをいくつかあげましたが、いかがでしたでしょうか?

菩提寺がなく、故人様の交友関係も狭く(もしくはご遺族様にいくらでも弔問客に対応できる自信がある)、ご遺族様の心の整理がしっかりできているのなら、デメリットはないと言っても良いかもしれません。

ただしひとつでも気になることがある場合は、慎重に判断してくださいね。

関 友宜 横浜葬儀社 事業責任者
監修者

関 友宜
横浜葬儀社 事業責任者

葬儀業界10年以上。対応した葬儀施行件数は2000件以上。
現在は横浜の葬儀社「横浜葬儀社」の事業責任者として、お客様の理想の葬儀をお手伝いしております。培った専門知識や経験をもとに、横浜の葬儀に役立つ情報をご提供します。