火事でのご逝去直後は、警察の確認や検視、保管先や引き渡し時期の把握など、短時間で決める事項が多く発生します。
本記事では、必要な確認事項と搬送・安置、費用の目安、書類手続きまでを順序立てて整理しました。検視中から準備できる内容もあり、状況が定まっていなくても読み進めれば次の一手が見通せます。はばたきグループ運営 大田区葬儀社が地域事情を踏まえて解説します。

この記事を書いた人(著者)
関 友宜
大田区葬儀社 事業責任者
葬儀業界10年以上。対応した葬儀施行件数は2000件以上。
現在は大田区の葬儀社「大田区葬儀社」の事業責任者として、お客様の理想の葬儀をお手伝いしております。培った専門知識や経験をもとに、大田区の葬儀に役立つ情報をご提供します。
葬儀業界10年以上。対応した葬儀施行件数は2000件以上。現在は大田区の葬儀社「大田区葬儀社」の事業責任者として、お客様の理想の葬儀をお手伝いしております。培った専門知識や経験をもとに、大田区の葬儀に役立つ情報をご提供します。
火事での葬儀の流れと大田区での考え方
火事のご逝去では、検視や引き渡しの可否が日程に影響します。焦らずに「いま必要な確認」だけを押さえ、順に整えれば問題なく進められます。
- 警察の担当者名・所属・連絡先
- 故人さま(お亡くなりになった方)の現在の保管先
- 面会の可否と方法、必要な持ち物
- 引き渡しの見込み時刻と手順
- ご家族内の連絡役を一人に決める
まずは、はばたきグループ運営 大田区葬儀社へご相談ください。検視中からでも、安置(お亡くなりになった方を火葬の日まで安静にさせること)や斎場の段取りを進められます。
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警察・検視の確認と引き渡しまで
検視は外形や状況の確認です。医師による検案(亡くなったことと死因の確認)を経て、必要に応じて解剖(内部の検査)が選ばれます。事件性がないと判断された場合、数日(おおむね1〜3日程度)で引き渡しになることが多いと言われます。
面会は制限されることがありますが、希望は遠慮なくお伝えください。可能な範囲での対面方法を一緒に考えます。
| 確認項目 | 内容のめやす |
|---|---|
| 担当者 | 氏名・所属・直通の連絡先 |
| 保管先 | 施設名・住所・面会可否 |
| 検視の状況 | 解剖の要否・完了見込み |
| 引き渡し | 日時の目安・必要書類 |
| 遺留品 | 返却方法・保管状況 |
引き取り・搬送・安置の進め方
引き渡し後は、葬儀社が霊柩車でお迎えし、安置先へ搬送します。火事では納体袋(防液・防臭の専用袋)でのお預かりになることがあります。面会は、袋の開閉や覆いの工夫で無理のない形を整えます。
引き渡しの際の持ち物は、以下の通りです。
- ご家族の本人確認書類
- 印鑑(認印で可)
- 死亡診断書または死体検案書の控えなど書類一式
安置先は、自宅、安置施設、斎場の安置室から選べます。ご家族のご負担や面会の希望、建物の状況を踏まえて決めましょう。損傷が気になる場合は、修復やお化粧、エンバーミング(防腐・衛生・修復のための処置)もご相談ください。はばたきグループ運営 大田区葬儀社では、安置料とお身体の保冷のためのドライアイスを無料でご用意し、日数を気にせずお過ごしいただけます。
費用の見通しと市営斎場の活用
費用は「搬送・安置・式の有無・追加処置」で決まります。地域の相場は、直葬(火葬式)で15〜30万円前後、一日葬で40〜100万円前後、家族葬で50〜150万円前後です。
- 搬送距離と回数、夜間帯の加算条件
- 安置日数と保冷材の回数、面会時の立ち会い費
- 納体袋・修復・防腐処置の要否と上限のめやす
- 追加費用が発生する条件の明記
以上の条件によっても料金は変動します。ご不明な点がありましたら、どうぞお気軽にはばたきグループ運営 大田区葬儀社までお問い合わせください。条件を数字で整理した、見やすい見積りをお渡しします。
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葬儀社の選び方と連絡のしかた
火事の葬儀は、警察との連携と当日の段取りが要です。警察対応の実績、24時間の受電体制、見積り内訳の明確さを確認しましょう。予約は葬儀社経由が一般的です。
比較は同条件で2〜3社に依頼すると安心です。安置1〜3日の総額差、搬送距離、追加条件の書き方をそろえて比べると、後のズレを減らせます。
必要書類と葬儀後の手続きの目安
手続きのために必要なのは、死亡診断書または死体検案書、警察・消防の連絡先メモ、保険証券と契約番号、り災証明(罹災証明書)の準備です。大田区には予約制のおくやみコーナーがあり、区内の手続きをまとめて案内してもらえます。
| 手続き | 期限のめやす | 補足 |
|---|---|---|
| 相続税の申告・納付 | 死亡の翌日から10か月 | 状況により専門家へ相談 |
| 未支給年金の請求 | 5年 | 戸籍一式の確認が必要 |
| 火災・損害保険の請求 | 3年 | 被害写真とり災証明が有用 |
| おくやみコーナー | 予約制・1組30分 | 手続きの全体像を整理 |
写真記録と連絡先の一本化だけでも、手続きは前へ進みます。無理のない順番で、一つずつ整えてまいりましょう。
よくある質問
検視から引き渡しまでの期間は?
一般的に事件性がない場合は1〜3日程度です。状況次第で前後するため、担当警察署へ確認してください。
解剖の要否や混雑状況で日程が動くため、最新の見込みをこまめに確認しましょう。
面会はどのようにできますか
面会は制限されることがあり、窓口に希望を伝えます。納体袋や安置状況に合わせた方法を葬儀社と相談します。
安置施設や警察の運用により方法が異なるため、同行の可否や持ち物も事前に確認してください。
臨海斎場や区民葬儀の費用目安は?
直葬15〜30万円、家族葬50〜150万円が目安です。臨海斎場は火葬料が安く、区民葬儀は協定料金が利用できます。
会葬者数や安置日数で変動します。実際の条件で見積りを取り、差額の理由を確認しましょう。
はばたきグループ運営 大田区葬儀社での事例
大田区の病院での家族葬(臨海斎場)
大田区内で発生した火災の後、救急搬送された先の病院でご逝去された70代の男性は、地域の自治会活動に長年尽力された温厚な方でした。ご家族は警察の検視が終わった後、はばたきグループ運営 大田区葬儀社に連絡。臨海斎場での家族葬を選び、搬送・安置、面会の調整、祭壇の簡素化を相談し、通夜は省略して短期間でお別れを整えました。
式では遺族の意向で思い出の写真を飾り、参列は近親者のみ。費用見積りや臨海斎場の火葬手続き、区民葬儀の選択肢も提示し、精神的負担を軽減するため日程を柔軟に調整しました。
臨海斎場で行った1日葬
火災で市内病院に入院、その後病院でお亡くなりになった80代の女性。警察による検視と遺留品確認が終わり次第、はばたきグループ運営 大田区葬儀社が搬送と安置を担当しました。ご家族の希望で臨海斎場を利用した一日葬を実施し、式は午後に集約。面会は短時間で調整しました。
写真と言葉によるお別れの時間を丁寧に確保し、費用と日程面で無理のない形で進めました。搬送時のドライアイス対応や写真展示、祭壇飾りの簡素化、遺品整理のサポートまで担当し、区民葬儀を検討する案も示しながら、臨海斎場の火葬手続きまで一括で手配しました。
まとめ
火災によるご逝去時は、警察の検視や引き渡しが日程の鍵です。まず担当者情報・保管先・面会可否を確認し、葬儀社と連携して搬送・安置・斎場予約を進めましょう。安置先の選択や面会方法、修復や防腐処置の有無で費用は変わります。わからない点は葬儀社と警察窓口に相談し、記録をまとめて進めましょう。

この記事の監修者
高橋 亮
株式会社ディライト 代表取締役
葬儀業界が抱える人材不足と集客という2つの課題に対応すべく、葬儀業界専門の人材派遣や集客支援を2007年より行う。中でも葬儀社比較サイト「葬儀の口コミ」は、公平性を担保した評価システムを採用し、業界最大級の利用者数を有するプラットフォームとして高く評価されている。
葬儀業界が抱える人材不足と集客という2つの課題に対応すべく、葬儀業界専門の人材派遣や集客支援を2007年より行う。中でも葬儀社比較サイト「葬儀の口コミ」は、公平性を担保した評価システムを採用し、業界最大級の利用者数を有するプラットフォームとして高く評価されている。

