病院から「危篤」と伝えられたとき、まず知りたいのは誰をいつまでに呼ぶべきか、そして現場で何を優先すればよいかです。ご不安に思われる方が多くいらっしゃいますが、順番を整えれば落ち着いて進められます。そもそも、何を考えればよいか分からない方が大半です。まずは深呼吸をして、こちらをご確認ください。
危篤とは:臨床的な意味と受け止め方
「危篤」は法律の厳密な定義ではなく、主治医が臨床的に短い期間に生命の危機が高いと判断した状態を指します。心拍・呼吸・血圧などの身体の状況が不安定で、循環停止や呼吸停止の危険性が高い段階です。経過はご病気や治療の方針、年齢やこれまでのご体調で大きく変わるため、医師の見立て(数時間/数日/数週間の目安)を短く確認しておくと安心です。
危篤の宣言は面会を急ぐ合図であり、延命の取り扱い(DNR=心肺蘇生の取り扱い)確認が必要となる局面です。主治医と「今どんな処置をしていて、その目的はなにか(延命/緩和)」を合わせて確かめましょう。
「危篤」と「重篤」の違い
重篤:症状が非常に重く治療を要する状態(回復の可能性が残ることもある)/危篤:短い期間に臨終の可能性が高い状態(家族の最終判断・面会の呼び出しを急ぐ段階)。
重篤では治療継続や方針転換の可能性を、危篤では今すぐの呼び出しと延命の有無を優先して確かめます。どちらの言葉が使われたかで行動の優先順位が変わるため、代表者が説明を受け、家族で共有してください。
| 用語 | 臨床の意味合い | ご家族が押さえる点 |
|---|---|---|
| 重篤 | 生命に関わるが回復の余地があることも | 治療の方針と入院継続の可能性を確認 |
| 危篤 | 短い期間に臨終の可能性が高い | 呼び出しを最優先、延命の取り扱いを確認 |
危篤から臨終までの目安と急変のサイン
危篤から臨終までの時間は数時間〜数日、状況によっては数週間に及ぶことがあります。急変のサインとして、呼吸数の急な低下・血圧の急降下・意識レベルの著しい低下が挙げられます。遠方から向かう場合は、到着見込み時間を病院に伝え、面会可否や到着時の手順(玄関→病棟)を確認すると混乱を抑えられます。連絡係を一人決め、病院とのやりとりを一元化すると、より落ち着いて進められます。
主治医に短く聞ける質問例
・いまの主要な状態(どの臓器にどの程度の影響か)
・行っている処置と目的(延命/緩和)
・短い期間での見通し(数時間/数日/数週間の目安)
・DNR(心肺蘇生の取り扱い)の有無
・家族に求められる同意や決定事項の有無
例:「現在の主要な処置と目的は何でしょうか」「短い期間の見通しはどのくらいでしょうか」「DNRの指示はありますか」。要点はメモに残し、家族で共有しましょう。
ご不安が強いときは、まずは状況をお聞かせください。ご相談は0120-197-876(川崎市葬儀 はばたきグループ)。安心してお尋ねください。
誰にいつ連絡するか:優先順位と短文の定型文
目安は、同居の配偶者や最も近しい子→すぐに到着できる近親→遠方の親族の順です。代表の連絡係を決め、各自の到着見込みと交通手段を把握し、必要に応じて病院に共有します。感情が大きく揺れやすい場面ですので、要点だけの短い文面が役立ちます。
- 家族へ:「今、病院から連絡があり、●●(続柄)の容体が危篤です。○○病院△階、私は▲時に到着予定です。来られるかだけ教えてください。」
- 職場へ:「家族が危篤のため、本日より緊急でお休みします。業務は□□に引き継いでいます。詳細はのちほどお伝えします。」
持ち物・移動と葬儀の初動(寝台車・葬儀社への連絡)
病院へ向かう際は、身分証・保険証・印鑑・現金・スマホ充電器・病院連絡メモをお持ちください。臨終前でも、葬儀社へ予備のご連絡をしておくと、ご搬送と安置の段取りが早まり、待ち時間を抑えられます。費用は時間帯や内容で変わるため、書面でのご案内を受け取り、分かりづらい点、ご心配なことは、なんでもご質問ください。
川崎市での臨終後のながれ(面会・ご搬送・火葬のご予約)
臨終後は、医師の死亡確認と死亡診断書の発行、その後の安置(病院の霊安室)や寝台車の手配を進めます。川崎市の公営斎場(市や区が運営する斎場)は、かわさき北部斎苑(高津区)とかわさき南部斎苑(川崎区)の2施設です。いずれも火葬施設と式場(葬儀を行う部屋)を備え、原則として葬儀事業者を通じた代行予約で受け付けます。ご家族が直接申し込む必要はありません。
公営斎場の利用料金(川崎市・市民料金の目安)
- かわさき北部斎苑(高津区)
火葬料:12歳以上 6,750円/12歳未満 4,500円/死産児 2,250円
式場使用料(2日間 通夜・告別式):200人用 90,000円/100人用 45,000円/50人用 22,500円(25人用は 11,250円)
休憩室(50人用 6,000円/25人用 3,000円)・遺体保管料(1体1日 1,500円) - かわさき南部斎苑(川崎区)
火葬料:12歳以上 6,750円/12歳未満 4,500円/死産児 2,250円
式場使用料(2日間 通夜・告別式):200人用 90,000円/100人用 45,000円(分割時は半額)/50人用 22,500円
休憩室(50人用 6,000円)・遺体保管料(1体1日 1,500円)
※「市民料金」は、亡くなられた方の住民票の住所が川崎市内にある場合に適用されます。詳細は各斎苑のご案内に準じます。
川崎市の行政手続き(死亡届・葬祭費補助金)
死亡届は、お亡くなりになった日から7日以内に区役所で手続きを進めます(多くの場合は葬儀社が代行します)。
葬祭費補助金(国民健康保険・後期高齢者医療制度)
川崎市の国民健康保険または後期高齢者医療制度に加入されていた方が亡くなられた場合、葬祭を行った方へ5万円が支給されます。申請期限は2年以内です。主な必要書類は、申請者の本人確認書類、葬祭を行ったことが分かる書類(葬儀社の領収書など)、振込先口座が分かるもの、葬祭費支給申請書です。分からない点は、私たちが必要書類の整理から申請まで丁寧にお手伝いします。安心してお尋ねください。
公営斎場を中心に、移動の負担と費用を抑えるご提案をいたします。ご搬送手配、斎場の空き確認、必要書類の整理まで、まずはご相談ください。0120-197-876(川崎市葬儀 はばたきグループ)。
当社のご葬儀プラン(川崎市の目安)
「川崎市葬儀 はばたきグループ」では、必要な内容だけを整えた各種プランをご用意しています。ご意向や状況をお聞きし、無理のない範囲で内容を調整します(項目の追加や削減が可能です)。
- 直葬おまかせ:142,780円〜(面会・火葬立ち会い不可)
- 火葬式:175,780円〜(1〜10名前後)
- 一日葬:384,780円〜(1〜30名ほど)
- 家族葬:494,780円〜(1〜30名ほど)
総額は式場の種類や人数、日程などで変わります。まずはお話をうかがい、書面で分かりやすくご案内します。些細なことでも、まずはお聞きください。
よくあるご質問
危篤と連絡を受けたら誰を呼ぶ?
まずは同居の配偶者や最も近しい子、次に到着できる近親を優先してください。代表者が連絡を取りまとめ、各自の到着見込みを病院に伝えると、面会や受け入れが整いやすくなります。
病院到着までに確認したいことは?
病院名・病棟・病室・看護師ステーション直通・主治医と話せる時間、面会の可否と人数、到着時の受け入れ手順(玄関→病棟)、深夜や休日の取り扱いなどです。延命の取り扱い(DNRの有無)や処置の目的(延命/緩和)も短く確認しておくと、到着後の判断がしやすくなります。
臨終後の川崎市での手続きは?
死亡届は7日以内に区役所へ。埋火葬許可は死亡届と同時に進みます。葬祭費補助金は5万円で、2年以内に申請します。申請書類や窓口・電子申請については、私たちがやさしくご案内します。

