
昔ながらのお葬式は、お通夜と告別式を二日に分けて行います。しかし、最近はお通夜をしない一日葬がとても多くなっています。遠方から来られる方の負担、金銭的負担が少ないため人気です。費用はどれくらい違ってくるのか、大田区で行う場合の例を解説します。

この記事を書いた人
大田区葬儀社 はばたきグループ
事業責任者 関友宜
早稲田大学大学院にて研究。大学卒業後、業界最大手企業へ入社。ライフエンディング領域における多岐にわたる業務に従事し、幅広い分野を経験。仏教葬祭アドバイザー、消費生活アドバイザー、ファイナンシャルプランナー2級、高齢社会エキスパートの資格を取得。大田区葬儀社の事業責任者として、専門的なアドバイスとサポートを提供し、故人様とその家族様にとって安心した葬儀サービスを提供することに全力を注ぐ。
この記事はこんな人におすすめ
川崎市で葬儀をする場合の費用が知りたい
一日葬と二日葬で迷っている
一日葬と二日葬の費用の違いを知りたい
中見出し)
一日葬と二日葬の違い、どっちがいいのか
一日葬は告別式のみ、二日葬はお通夜と告別式を二日に分けて行います。
お通夜の習慣は、江戸時代以降に定着したようです。
長くこの伝統が続いてきましたが、近年は核家族化や少子高齢化の影響でお通夜を行う人はどんどん減っています。特に首都圏では、よりその傾向が顕著です。
お通夜をしないからと言って、菩提寺や親戚から批判を受けたという話は聞かないので、世間的には一日葬は十分受け入れられていると思います。
川崎家族葬 はばたきグループは、小規模な葬儀を専門としている川崎市の葬儀社です。
過去の実績では、一番多いのは火葬のみ。次が一日葬です。
驚きですよね!
・火葬のみ 45%
・家族葬(一日葬 お通夜なし)43%
・家族葬(二日葬 お通夜あり)11%
・一般葬 1%
家族葬とは、あらかじめ会葬者の人数を決めておく葬儀のこと。密葬とも言います。
一般葬とは、昔のように誰でも駆けつけられる葬儀のこと。訃報を聞いた近所の方、昔の同僚が声を掛け合って向かえるお葬式です。
人数が読めない分、通夜振る舞いや会葬御礼品、斎場規模、椅子の数などすべて少し多めに用意する必要があります。
「家族葬」は、どっちを指すのか不明な言葉
家族葬とは、密葬のこと。一日葬か二日葬かの定義はありません。
最近はどの葬儀社も家族葬と言っていますが、一日なのか二日なのかわかりにくいという問題があります。プランの内容をよく見てください。
「家族葬」は、葬儀業界が生んだ新語です。
「何となくコンパクトで負担が少なそうな感じ」「何となく安そうな感じ」を伝える便利な言葉といったところでしょうか。
核家族化や菩提寺場慣れが進み、親しい者だけで静かに見送りたいというニーズが高まったので、新しい名前が生まれたのですね(中身はほぼ変わっていません。費用はかなり安くなりました!)。
当社では一日葬は「一日葬プラン」、二日葬は「家族葬プラン」という名前です。
わかりにくくて申し訳ありません。
なお、家族葬は少人数のお葬式のイメージだと思いますが、実は人数の制限はありません。
5人の家族葬も、50人の家族葬もあります。
もちろん家族以外のご友人を招くこともできます。
一日葬と二日葬の費用は、11万円違う
当社は公営斎場を専門に利用する葬儀社です。
「葬儀プラン料金」+「公営斎場の利用料金」が葬儀費用の合計です。
川崎市の公営斎場は「かわさき南部斎苑」と「かわさき北部斎苑」の二か所です。
故人様が川崎市民であれば、市民価格で葬祭ホールと火葬炉が使用できます。
かわさき南部斎苑の25人用ホールを使用した場合と仮定した費用例をご紹介します。
いずれも、以下がプランに含まれています。
*搬送料(一日葬は市内2回まで、二日葬は市内3回まで)
*ドライアイス代(日数無制限)
*安置料(日数無制限)
*遺影写真(加工代込み)
*役所手続きの代行
*花祭壇、供花、位牌、仏具、棺、骨壺、受付セット、搬送用防水シーツ
一日葬の費用は、約36万円
・一日葬プランの料金
334,780円(給付金5万円申請時の自己負担額)
・かわさき南部斎苑の利用料
24,000円(公営斎場費用11,250円、火葬料6,750円、火葬待合室3,000円)

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合計 358,780円
二日葬の費用は、約47万円
・家族葬(二日葬)プランの料金
444,780円(給付金5万円申請時の自己負担額)
・かわさき南部斎苑の利用料
24,000円(公営斎場費用11,250円、火葬料6,750円、火葬待合室3,000円)
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合計 468,780円
葬祭ホールは、一日葬でも二日葬でも二日借りることになる
公営斎場の費用が、一日でも二日でも同じことに気づかれたでしょうか。
実はお通夜をしてもしなくても、どっちみち二日借りることになるので、費用は同じなのです。
理由は、お通夜は夜に、告別式は朝に行われるから。
前日に準備しないと、午前の告別式に間に合わないという事情です。
経済的にも肉体的にも一日葬の方が負担が少ないですが、お別れの時間が少ししか取れないのが唯一のデメリットかもしれません。何度も棺のお顔を見て、会葬者の方と思い出を語り合ってお別れするのも、とてもよいものです。ご家族が納得できるものが正解です。みなさんで話し合って決めていただくのがよいでしょう。
