相模原市で行うキリスト教の葬儀|教会への連絡・式の流れ・費用を解説

相模原市でキリスト教の葬儀を行う際は、所属教会への連絡と並行して、故人様のご搬送やご安置、火葬場、葬儀会場の手配を進めます。
キリスト教の葬儀は、教派や教会によって式の名称・進行・祈りの内容が異なります。
本記事では、教会へ確認したいこと、会場と日程の決め方、当日の流れ、費用や参列時の作法について分かりやすく解説します。

関 友宜 相模原市葬儀 事業責任者
監修者

関 友宜
相模原市葬儀 事業責任者

葬儀業界10年以上。対応した葬儀施行件数は2000件以上。
現在は相模原市の葬儀社「相模原市葬儀」の事業責任者として、お客様の理想の葬儀をお手伝いしております。培った専門知識や経験をもとに、相模原市の葬儀に役立つ情報をご提供します。


目次

相模原市でキリスト教の葬儀を行う際の基本

キリスト教の葬儀では、神への祈りや聖書朗読、聖歌・讃美歌などを通して故人様をお見送りします。
ただし、具体的な内容はカトリック、プロテスタントなどの教派や、それぞれの教会の考え方によって異なります。

まず確認したいのは、故人様が所属していた教会と教派でございます。
所属教会がある場合は、できるだけ早く教会へ連絡し、司式を依頼できるか、どのような形で葬儀を行うかを相談します。

教会へ最初に伝えること

教会へ連絡する際は、分かる範囲で次の内容を伝えます。

  • 故人様のお名前
  • 亡くなられた日時と場所
  • 洗礼を受けているか
  • 所属していた教会や教派
  • ご家族の連絡先
  • 葬儀を希望する地域や会場
  • 希望する日程

教会員であったことが分かる資料や洗礼名がある場合は、あわせて確認しておくと相談が進めやすくなります。

所属教会が分からない場合

故人様がキリスト教を信仰していたものの、所属教会や教派が分からない場合もございます。
その際は、聖書、教会の週報、洗礼証明書、教会関係者の連絡先などが残されていないか確認します。

確認できない場合は、葬儀社へ現在分かっていることを伝え、対応可能な教会や聖職者について相談します。
ただし、教会によっては、所属していない方の葬儀を受け付けていない場合がございます。

キリスト教葬儀の主な内容

キリスト教の葬儀は、仏式とは使用する言葉や式の流れが異なります。
一般的には、祈り、聖書朗読、聖歌・讃美歌、説教などを組み合わせて行います。

式次第は葬儀社だけで決めず、司式を担当する神父・司祭または牧師と相談して決定します。

カトリックの葬儀

カトリックでは、神父・司祭の司式により、祈りや聖書朗読、聖歌などを行います。
故人様や教会の状況により、葬儀ミサを行う場合と、ミサを伴わない葬儀を行う場合がございます。

通夜にあたる祈りの集まりを行うこともありますが、名称や進め方は教会によって異なります。
式の内容や聖歌、会場については、所属教会へ確認しましょう。

プロテスタントの葬儀

プロテスタントでは、牧師の司式により、祈り、聖書朗読、讃美歌、説教などを行うことが一般的です。

教派や教会によっては、「葬儀」ではなく「記念式」「召天式」などの名称を用いる場合もございます。
故人様の信仰や教会の方針を尊重し、式次第を相談します。

確認項目 主な確認先
式の名称と内容 所属教会・司式者
祈り・聖書朗読 所属教会・司式者
聖歌・讃美歌 所属教会・司式者
オルガンなどの伴奏 所属教会・葬儀社
献花の有無と方法 所属教会・葬儀社
会場の設営と進行 所属教会・葬儀社

相模原市での会場と火葬日程の決め方

キリスト教の葬儀は、教会の礼拝堂や、キリスト教形式に対応できる民営・公営の葬儀式場などで行います。

教会を利用する場合は、葬儀を行えるか、棺を安置できるか、参列可能人数、駐車場、音響設備などを確認します。
葬儀式場を利用する場合は、十字架や献花台、オルガン・音源など、必要な設営に対応できるかを葬儀社へ確認しましょう。

相模原市営斎場を利用する場合

相模原市営斎場には火葬炉と葬儀式場がございます。
式場では祭壇や生花などの飾り付けができますが、使用方法や設営については事前の確認が必要でございます。

また、相模原市営斎場の式場は、同斎場の火葬炉を利用する場合に限り使用できます。

キリスト教形式で式場を利用したい場合は、十字架や献花台、音響設備などの設営が可能か、葬儀社を通して確認します。

日程は3つの空き状況を確認します

葬儀の日程は、次の空き状況をあわせて調整します。

  • 司式を担当する神父・司祭または牧師
  • 教会または葬儀式場
  • 火葬場

火葬場だけを先に決めず、司式者と会場の予定を同時に確認することが大切でございます。

死亡後すぐに火葬することはできません

法律上、原則として死亡後24時間を経過するまでは、火葬を行うことができません。
ただし、実際の日程は24時間の経過だけでなく、火葬場、会場、司式者の空き状況などを踏まえて決まります。

相模原市営斎場は、各月の第4友引に火葬炉を利用できません。休場日や火葬できない日は、年度ごとに公表されるカレンダーで確認します。

日程や会場の調整に迷う場合は、相模原市葬儀社 はばたきグループへご相談ください。現在分かっている内容を伺い、確認すべき順序を整理いたします。

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キリスト教葬儀の一般的な流れ

キリスト教葬儀の流れは、教派や教会によって異なります。
次の内容は一般的な例であり、実際には司式者の案内に従って進めます。

ご逝去から葬儀まで

  1. 医師から死亡診断書を受け取ります。
  2. 葬儀社へ連絡し、故人様をご安置場所へ搬送します。
  3. 所属教会や司式を依頼する聖職者へ連絡します。
  4. 火葬場、会場、司式者の予定を調整します。
  5. 死亡届と火葬に必要な申請を行います。
  6. 式次第、聖歌・讃美歌、聖書朗読、献花などを相談します。
  7. 参列者へ日時と会場を案内します。

式当日

式当日は、次のような内容を組み合わせて進行します。

  • 開式の祈り
  • 聖書朗読
  • 聖歌・讃美歌
  • 説教やメッセージ
  • 故人様の略歴紹介や思い出の共有
  • 祈り
  • 献花または教会で定められたお別れ
  • 閉式の祈り

すべての式で献花を行うとは限りません。
献花を行う場合も、花の向きや祈り方は教会・葬儀社の案内に従います。

火葬と収骨

式の後は、火葬場へ移動して最後のお別れを行います。
火葬後の収骨は、日本の火葬場の案内に従って行うことが一般的でございます。

教会によっては、火葬前や火葬後に祈りを行う場合もあります。司式者が火葬場まで同行するかどうかも、事前に確認しましょう。

キリスト教葬儀の費用と見積もりの確認方法

キリスト教の葬儀費用は、葬儀社へ支払う費用のほか、会場、火葬場、教会や司式者に関する費用などに分かれます。

費用の区分 主な内容 変動する主な理由
葬儀社の費用 搬送、安置、棺、祭壇・設営、運営スタッフなど 搬送距離、安置日数、式の規模、設営内容
会場・火葬場の費用 式場使用料、控室使用料、火葬料など 利用施設、市内・市外区分、使用日数
教会・司式者に関する費用 教会使用、司式、オルガン伴奏などに関する費用 教会や教派の方針、依頼内容
人数で変わる費用 料理、返礼品、会葬礼状など 参列者数、火葬場まで同行する人数
追加の設営費用 十字架、献花、音響、遺影周辺の装飾など 式場の設備、希望する内容

教会への謝礼は直接確認します

神父・司祭や牧師への謝礼、教会使用、オルガン奏者などの費用は、教会や教派によって考え方が異なります。

一律の相場だけで判断せず、所属教会または司式者へ、どのように用意すればよいかを確認しましょう。
葬儀社の見積書に含まれない場合は、葬儀費用とは別に整理します。

見積もりで確認したいこと

  • 十字架や祭壇の設営費用が含まれているか
  • 献花に使用する花が何本含まれているか
  • オルガンや音源の準備に追加費用がかかるか
  • 教会から葬儀式場・火葬場への搬送費用が含まれているか
  • 安置日数が延びた場合に追加される費用
  • 式場使用料と火葬料が含まれているか
  • 司式者や教会へ支払う費用を誰が確認するか

他社と比較する場合は、総額だけでなく、同じ内容が含まれているかを確認することが大切でございます。

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参列時の服装と持ち物

キリスト教の葬儀へ参列する際は、黒を基調とした礼服や落ち着いた服装を選びます。
特別な案内がある場合は、ご遺族や教会からの案内を優先してください。

数珠は使用しません

数珠は仏教の法具であるため、キリスト教の葬儀では基本的に使用しません。
カトリック信者が祈りに用いるロザリオは、数珠とは異なるものでございます。信者でない参列者が用意する必要はありません。

香典袋の表書き

キリスト教の葬儀では、「御花料」などの表書きが用いられます。
教派によって表書きや使用する袋が異なる場合があるため、訃報の案内に記載があれば、その表記に従いましょう。

十字架やユリが描かれたキリスト教用の不祝儀袋のほか、白無地の封筒が用いられる場合もございます。

お悔やみの言葉

キリスト教では、「成仏」「冥福」といった仏教に由来する言葉は避けたほうがよいとされています。

参列時は、次のような簡潔な言葉で差し支えありません。

  • 「心よりお悔やみ申し上げます」
  • 「ご家族の皆様に、心よりお慰めを申し上げます」
  • 「安らかな眠りをお祈りいたします」

教派やご家族の考え方により受け止め方が異なるため、無理に宗教的な言葉を使わず、簡潔にお悔やみを伝える方法もございます。

献花を行う場合の一般的な作法

献花の方法は、式場や教会の案内によって異なります。
次の流れは一例であり、当日は係員の案内を優先してください。

  1. 案内に従い、献花台の前へ進みます。
  2. 係員から花を受け取ります。
  3. 遺族や祭壇へ一礼します。
  4. 花を献花台へ静かに置きます。
  5. 黙とう、祈り、一礼など、案内された方法でお別れをします。
  6. ご遺族へ一礼して席へ戻ります。

花を置く向きは、会場によって案内が異なる場合がございます。
決まった向きを自己判断せず、係員の案内に従うと安心です。

葬儀後の追悼と納骨

キリスト教では、仏式の四十九日と同じ形で納骨時期が決められているわけではありません。
追悼の集まりや納骨の時期は、教派、教会、ご家族、墓地の状況に合わせて決めます。

追悼の集まり

カトリックでは追悼ミサ、プロテスタントでは記念礼拝・記念式などを行う場合がございます。
行う時期や回数は教会によって異なるため、司式を担当した教会へ確認します。

納骨先

納骨先には、教会墓地、キリスト教霊園、宗教不問の民営霊園、公営墓地、納骨堂などがございます。

墓地や納骨堂によって利用条件が異なり、特定の教会への所属や洗礼を受けていることが条件となる場合もあります。
契約前に、宗教・教派の条件、管理費、承継方法を確認しましょう。

葬儀後に確認したい主な手続き

葬儀後には、健康保険、年金、相続などの手続きが必要となる場合がございます。
期限は手続きの種類や、故人様・ご遺族の状況によって異なります。

手続き 主な期限 注意点
健康保険の埋葬料・埋葬費 原則2年 会社員などの健康保険に加入していた場合。国民健康保険では「葬祭費」となり、自治体へ確認します
遺族年金 受給権は原則5年で時効 加入状況や遺族の要件により受給できるかが異なります
相続放棄 相続の開始を知ったときから原則3か月以内 家庭裁判所への申述が必要です。期間の伸長を申し立てられる場合があります
相続税の申告・納付 死亡を知った日の翌日から10か月以内 相続税が発生する場合に必要です
相続登記 不動産を取得したことを知った日から原則3年以内 2024年4月1日から申請が義務化されています

相模原市では、死亡届の提出後に必要な市役所の手続きを案内する「おくやみ窓口」が設けられています。事前予約制のため、利用する場合は市の案内を確認してください。

相続や税務について判断が必要な場合は、司法書士、税理士、弁護士など、手続きに応じた専門家へ相談しましょう。

よくある質問

故人が教会に所属していなくてもキリスト教葬儀はできますか?

対応できる場合はございますが、すべての教会が受け付けているわけではありません。
まずは故人様の信仰や教派を確認し、葬儀社または希望する教会へ相談してください。

相模原市営斎場でキリスト教の葬儀はできますか?

式場の利用条件を満たし、必要な設営や進行を整えられれば、キリスト教形式で行うことを検討できます。

ただし、十字架、献花台、音響、司式者の控室など、必要な設備や設営について事前確認が必要でございます。式場の予約前に、葬儀社へ希望する形式をお伝えください。

献花は必ず行いますか?

すべてのキリスト教葬儀で献花を行うとは限りません。
教派や教会の方針により、祈りや別の方法でお別れをする場合もございます。

司式者への謝礼はいくら用意しますか?

教会や教派、依頼内容によって異なるため、一律の金額ではご案内できません。
所属教会または司式者へ、謝礼や教会使用に関する費用の考え方を確認しましょう。

役所の手続きは葬儀社へ依頼できますか?

死亡届や火葬に必要な申請を葬儀社が使者として提出する場合は多くございます。
ただし、葬儀後の健康保険、年金、相続などの手続きは、ご遺族がそれぞれの窓口で行うことが基本です。

葬儀社が対応する範囲や費用は会社によって異なるため、契約前に確認してください。

キリスト教葬儀の準備例

ここでは、キリスト教の葬儀を行う際の一般的な準備例をご紹介します。
実際の内容は、教派、教会、会場、火葬場の状況に合わせて調整します。

相模原市営斎場で一日葬を行う場合

  1. 故人様をご安置場所へ搬送します。
  2. 所属教会または司式を依頼する牧師・神父へ連絡します。
  3. 相模原市営斎場の火葬炉と式場の空き状況を確認します。
  4. 司式者、式場、火葬場の予定を調整します。
  5. 十字架、祭壇、献花、音響などの設営内容を決めます。
  6. 聖書朗読や聖歌・讃美歌などの式次第を確認します。
  7. 当日に式を行い、火葬・収骨へ進みます。

教会で葬儀を行う場合

  1. 教会へ葬儀を行えるか確認します。
  2. 葬儀社へ、教会への搬送や設営に対応できるか確認します。
  3. 火葬場の予約枠と司式者の予定を調整します。
  4. 教会へ搬入できる時間と使用できる設備を確認します。
  5. 教会で葬儀を行った後、火葬場へ移動します。
  6. 火葬場でお別れと収骨を行います。

まとめ

相模原市でキリスト教の葬儀を行う際は、所属教会・教派を確認し、司式者、会場、火葬場の予定をあわせて調整することが大切でございます。

式の名称や祈り、聖歌・讃美歌、献花の有無は、教派や教会によって異なります。葬儀社だけで内容を決めず、司式を担当する神父・司祭または牧師と相談しましょう。

見積もりでは、葬儀社の費用、会場・火葬場の使用料、教会や司式者に関する費用を分けて確認します。
会場や日程の調整に迷う場合は、分かっていることから葬儀社へ伝え、必要な確認を順に進めると安心でございます。

高橋 亮 株式会社ディライト 代表取締役
監修者

高橋 亮
株式会社ディライト 代表取締役

葬儀業界が抱える人材不足と集客という2つの課題に対応すべく、葬儀業界専門の人材派遣や集客支援を2007年より行う。中でも葬儀社比較サイト「葬儀の口コミ」は、公平性を担保した評価システムを採用し、業界最大級の利用者数を有するプラットフォームとして高く評価されている。